切り絵も仕事も「力を抜く」のが大事というお話 - 切り絵Blog 影織文庫

切り絵も仕事も「力を抜く」のが大事というお話

昔々、切り絵を始めた頃は、1時間くらい切っているだけで、すぐ指の関節や手首が痛くなっていました。ひどい時は、腕全体だるい感じになっていました。

ですが回数重ねていくうちに、長い時間切っても平気でいられるようになり、今ではそういうことがほとんどなくなりました。

思えば、当時は紙を切る時に余分な力を入れ過ぎており、それが原因で痛みが出ていたのだと思います。切り絵経験を積むうちに、力のかけ方が最適化されて、必要最低限の力で切れるようになり、疲れにくくなったというわけです。

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4月から新しい環境で働き始めて、どうにも毎日ぐったり疲れやすいな…と感じていたのですが、それは切り絵を始めた頃に手が痛くなっていたように、力み過ぎていることが原因ではと思ったのです。

物理的に手や指に力を込めすぎていた切り絵と違うのは、
環境に適応しようと気を張ったり、目の前のタスクに全力投球しすぎてしまったり、とどちらかといえば、精神面での力みと言えることでしょうか。

精神面で力を抜くというと、手を抜いてさぼる、だらだらする、というようでよくないという気持ちになりがちですが、手を抜くと力を抜くは違うと思います。

手を抜くというのは切り絵で言うなら、まっすぐ切るべき線を適当にぐにゃぐにゃ切ってしまうようなことですが、
力を抜くというのは、冒頭で書いたように、腕全体の余分な力みを抜くということで、決して成果物の完成度を下げるようなことではありません。

切り絵にしろ仕事にしろ、慣れてくれば自然に力を抜けるようになると思います。
ですがそれまでひたすら頑張り続けるというのもしんどい話なので、短期的には、疲れを感じている時は焦らず休みながら進むこと、疲れやすいのは力んでいるから仕方ないと自分で自分を認めてあげることが大事なのではないかなと思います。


切り絵も仕事も「力を抜く」のが大事というお話 切り絵も仕事も「力を抜く」のが大事というお話 Reviewed by 影織 on 4月 27, 2017 Rating: 5