幸せに生きることと、上手に運転することは似ている - 切り絵Blog 影織文庫

幸せに生きることと、上手に運転することは似ている

人生ー運転論

人生は運転みたいなもの、という言葉を聞いたことがあります。

車にしろバイクにしろ自転車にしろ、運転するときには遠い行き先と目の前の信号や標識の、どちらもきちんと把握しておく必要がありますよね。

どこに行きたいかという行き先を決めずに、いきなり車を右に左に走らせようとしたら、見当違いの方向に進んで迷ってしまったりするかもしれません。
逆に、行き先だけしっかり心に決めて、そのことだけを考えていたら、運転の判断を誤って赤信号に突っ込んだり、目の前を渡る人をはねたりしてしまうかもしれません。

人生も同じで、自分はどうなりたいのかという目標(目的地)と、日々のタスクや判断すべきこと(信号や標識)、どちらにもバランスよく心を配っておく必要がある、そんな話だったかと思います。

迷う時のタイプ別傾向と対策 

人生に迷って前に進めなくなっている時というのは、たいてい目的地か信号のどちらかがおろそかになり、うまく走れなくなっているのではないかと思います。
悩んだ時のタイプ別に傾向と対策をまとめてみました。

信号見過ぎタイプ

<傾向>
・毎日忙しくて、タスクをこなしていくので精一杯
・日々のルーチンをこなすことに意識が強く向きすぎている
・今日、明日、長くて1カ月後くらいのスパンで物事を考えることが多い
・「日々信号や標識を見て走り回っているのはわかった。それで、どこが目的地なの?」と言われるとどきっとする。

<対策>
・この日常を積み上げた先に、どんな自分になりたいかを考える
・ゆるんだり、ぼーっとしたりする時間を取り、自分の中に空白を作って、将来に思いをはせてみる
・「これからどうなりたいんだっけ」と自分に問いかけて、もし進む方向にずれを見つけたら軌道修正する
・時々遠い時間軸を設定して、物事を俯瞰して考える(いまのこの時期は、自分の人生の中でどんな位置づけになるんだろう?など)

目的地見過ぎタイプ

<傾向>
・こうなりたい、という思いがあっても、なんだか漠然として地に足がつかない感じ
・なりたい自分になれない焦りばかりで空回りする
・将来どうなりたいかをよく思い描くが、それに比べて現状がつらくて凹むことが多い
・「遠いところに目的地があることははっきりした。じゃあ、目の前の道のどちらを進んで、どこで曲がればいいの?」と言われるとどきっとする。

<対策>
・なりたいものになるために必要なことを小さなアクションに切り分けてみる
・切り分けたアクションを今日から実行する
・「いまこの瞬間に没頭して、自分が消失する」ような時間を多く設ける(じっくり集中できる作業をする、例えば切り絵など良いですよ)
・大きな目標を達成するための小さい目標地点を設定する(例えば作家になりたい、という目標があるのなら、出す公募を決めて締め切りを設定するなど)

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時期によって、また置かれている環境によって信号と目的地の重視バランスが変わってくるものです。
現に自分も、数年前は目的地見過ぎタイプだったのが、ここ数カ月はほぼ余裕がなく、信号見過ぎになっていると気付きました。もう少し長いスパンで自分の生き方を考える時間を持とうと思います。

人生の舵をうまく取るためにも、生き方に迷ったら、いまの自分はどちらのタイプかな?と問いかけてみるとよいかもしれないですね。

幸せに生きることと、上手に運転することは似ている 幸せに生きることと、上手に運転することは似ている Reviewed by 影織 on 2月 27, 2018 Rating: 5