Reaperで音声録音している時、

「これはいいトラックだ」

と思ったタイミングで、そのトラックにマークしておきたーい!


そんな時に使える方法を見つけたので、備忘録として手順をまとめておきます。



手順

例として、この3トラックのうち、真ん中の緑のトラックにマークをつけてみましょう。

Reaperで、気に入ったトラックにマークをつける方法


Windowsの人はAlt +Shift
Macの人はoption + Shiftを叩きます。

すると、カーソルの部分に音叉と上下矢印のマークが出ると思います。

その状態で、マークをつけたいトラックをクリックすると、次のようなモーダルが出ます。

適当に名前をつけて、OKを押しましょう。

ReaperのEdit Take Marker モーダル


すると、マーカー(中央の黄色い点)が追加されます。
ちょっと見づらいですね。

Reaperで、気に入ったトラックにマークをつける方法


このマーカーをダブルクリックすれば、先ほどのモーダルが再度開きます。
左端のSet colorから、マーカーの色を自由に変更できます。

ReaperのEdit Take Markerモーダル

Reaperで、気に入ったトラックにマークをつける方法


マーカーがあるトラックを選択した状態で、Alt(option)を押しながらクリックすると消せます。




ショートカットを使おう

いちいちマーカーの名前をつけて保存をクリックなんて面倒なことはしたくないんじゃ!
というズボラさんには、ショートカットの登録がおすすめ。


上部メニューのActions > Show action list...を開きます。

Reaperのショートカット登録


左上の検索窓に、take markerと入れて、出てきた一覧から、
Item: Quick add take marker at play or edit cursor 
またはItem: Quick add take marker at mouse position
を選択します。

Reaperのショートカット登録

前者は緑色のカーソルがあるところにマーカーをつけてくれて、
後者はマウスが重なっているところ(クリックしなくて大丈夫)にマーカーをつけてくれるようになるショートカットです。

お好みでどうぞ。

いずれか選んだら、左下のAddをクリックします。



すると、こんなモーダルが開くので、使いやすいショートカットキーをキーボード入力しましょう。

Reaperのショートカット登録

他のショートカットと被ると、OKを押した時に上書きしていいか聞かれます。
なるべく被らないものを選ぶと良いですね。

ちなみに私はShift + Q にしました。押しやすいので。




この部分ではこのトラックを使いたいけど、
別の部分では違うトラックから持ってきたい、
という場合にも、切れ目となる部分にマーカーを入れておけば、後で見やすいですね。

Reaperで、気に入ったトラックにマークをつける方法
こんな感じで。




まとめ

ということで、Reaperで気に入った1トラックにだけマークをつけるには、Alt(option) + Shiftキーというお話でした。

録音が捗るっ!٩( 'ω' )و



参考

Item or Take Markers in REAPER(動画・英語)