上達のコツは、とにかくやること、継続することだ。
たとえば絵が上手くなりたいなら、何枚もの絵を完成させよう。

うーん、至ってシンプル。
シンプルだけど難しい。

この「とにかくやる」の部分が難しいことがあります。
最初の一歩を踏み出して、理想と程遠い現実に打ちのめされるのが怖くて



どうしたらいいのか


理想と現実の差分を受け入れること、が大事なのかもしれません。

たとえば、絵を描こうとしても、頭の中にある理想とはかけ離れた下手くそな絵が仕上がったら...と思うと描けない、みたいな場合。
大人しくまずは描いてみて、理想と現実のギャップを直視する必要があります。


このギャップ、まぁ確かにショックではあるのですが、決して悪いものではないのですよね。
ただそこに、差分があるだけ。
その差分は、今の自分には何が足りなくて、どこを埋めたら理想へ近づくのか、という情報に過ぎないのです。


ギャップ自体に、良いも悪いもない。

何がどう違うのかを冷静に見られれば、差分を埋めるための次のアクションを探しにいくことができます。
その差分を埋めるほど、理想へ近づく。つまり、上達するってわけよ( ˘ω˘ )





...わかっちゃいるけど、それができたら苦労しないんだよな!!!!
という時は、「絶望」する覚悟が必要なのかな、と思うのです。

自分はまだまだだ。理想と程遠い。
という現実に、打ちのめされることを受け入れることです。


とは言っても、「自分なんてどうせダメなんだ...」と自己否定したり、責めたりしろというわけではありません。

自己否定や自分責めをしても、実は「現実に打ちのめされることを受け入れていることにはならない」んですよね(えっそうなの!?)。

その状態って、がっつり現実を直視して痛い思いをしたくないから、先回りして自己否定しておき、あらかじめ防波堤やら防御壁やらを作っておく、みたいな状況のことが多いのです(ブーメランぐっさぐさ)
受け入れているように見えて、本当の痛み(現実を直視して改善するプロセス)はちゃっかり回避してる。...書きながらブーメラン刺さり過ぎて痛いんだわ。


できない自分、至らない自分にがっかりしたり、落ち込んだりしてもいいのです。安心して凹もう。
そして、凹むと同時に、今の段階で、理想のレベルに至っていないことはダメなことではないし、悪いことでもないんだな、と思えばいいのです。
あとは理想と現実の間違い探しをして(間違いではないけどね)、差分を埋める作業を淡々と繰り返すだけなのです。



まとめ

...って書いたものの、理想と現実のギャップって苦しいよねぇ( ˘ω˘ )

このギャップは、自分にダメ出しする材料にするんじゃなく、今と未来の差を埋めるためのヒントとして使っていけるといいのかな、と思うのです。