先日、XR xChange: Where Art Meets Immersion というパネルディスカッションイベントに登壇しました。


他のパネリストは、

XR作品のみならず、過去にはスパコンの筺体開発や、30年以上前にスティーブン=スピルバーグと協力して仮想空間開発をしていたTamikoさんと、

数学を用いた美しいシェーダーと、音楽を組み合わせたUnity作品を数多く作られているSonjaさん


3人で、それぞれ過去の自分の作品の話や、XRを使ったストーリーテリングの工夫、自身の文化的背景が作品に与える影響や、XRの未来など、さまざまな切り口でディスカッションしてきました。


XR xChange: Where Art Meets Immersion

XR xChange: Where Art Meets Immersion

XR xChange: Where Art Meets Immersion

XR xChange: Where Art Meets Immersion

XR xChange: Where Art Meets Immersion



感想

今回のイベントは、実は自分発案で立てたものだったので、主催しながら登壇するというなんとも贅沢な体験をさせてもらいました。

そのおかげで、パネリストも司会も知っている人で、かつ主催者も参加者も顔馴染みがたくさんいるという状態で、安心しながら登壇にチャレンジできたのが本当に良かったです。本当に感謝しかない。


良かったこと: 原稿を見ないで喋るチャレンジができた

これまでに二回ほど英語の登壇をしているのですが、いずれもかなり念入りに原稿を用意して、ほぼそのまま読み上げる形での登壇でした。
が、今回はキーワードだけ書いたメモ書きだけを手元に、あとはその場で文章を組み立てながら話す形にチャレンジしました。

とは言え、事前に質問はもらっていたので、だいたいしゃべりたいことを考えておき、数日前から何回かGemini Liveを使ってトーク練習してました。
あ、ちなみにGemini Live、英会話の練習にめっちゃもってこいです。本当に人間と話しているかのような緊張感で対話しつつも、何度同じ部分を練習しても怒られません。意味が通っているか、言い回しが適切かなども、頼めばチェックしてくれます。AIってすご〜い。

今回は、「あなたがモデレーター役になってこの質問を私に投げてね」と会話をスタートし、そこからいろいろ話を膨らませて対話する形で練習しました。

そのおかげで、本番はそこまで緊張しすぎずに迎えられたように思います(とは言え、喋ってる間中ずっと目が泳いでたとは言われたけど。笑)


改善ポイント: もっと落ち着いて話を聞けるようになりたい

一方で、「自分は次どう喋ろう」と頭に置きつつ他の人の話を聞いているので、たまに聞き漏らしがあったり、内容が頭に残らなかったりというところが今後の課題だなと思いました。

特にその場で出る質疑応答の対応は割とドキドキでした。
もうちょっと余裕を持って、他の人の話を楽しみながら会話したい。ここは場数がもう少し必要そうです。

あと、次回はもっと目が泳がないようにしたい。


今後チャレンジしたいこと: 長いプレゼン

これまで経験したのが、25分のプレゼンと5分のショートプレゼンで、そして今回1.5時間のパネルディスカッションを経験できました。

次回は45-60分くらいがっつり一人で喋る登壇にチャレンジしてみたいです。夢はでっかく行こうぜよᕦ( 'ω')ᕤ



まとめ

よくよく考えたら、一年半くらい前までは、こうした英語での登壇の機会など全然なく、英会話にも自信がありませんでした。が、特にここ半年弱、めちゃくちゃ英語を使う機会が増えたので、だいぶ怖いものが無くなってきたように思います。

とはいえ、文法は完璧ではありませんし、単語もしょっちゅう出てこなくなります。自分で話しながら、冗長でぐちゃぐちゃで、このまま私の話どこ行くの...と遠い目になる瞬間も山ほどあります。聞き漏らしや聞き落としがあったり、会話スピードについていけず悔しい瞬間もたくさんあります。

それでも下手くそながら自分の意見を言語化して、わからないところは都度尋ねる経験を繰り返してきたことで、ちょっとずつ己の進歩を感じています。


英会話は場数が大事、というのは本当にそう。
でもそれ以上に、「この話を聞きたい」「この話を伝えたい」という、目の前のこの人とコミュニケーションを取りたい!この話を一緒にしたい!というモチベーションが大事なのではないでしょうか。

このモチベさえあれば、拙いままでもどうにか言葉をかき集めて会話を進めていけますし、その経験を重ねることでだんだん会話に慣れていけるのかな、と思います。

今回自分の中でちょっと大きめのチャレンジをして、しっかりやり切った!という手応えを感じられたので、本当に良かったです。
おつかれ自分。