思考や感情とツールは深く結びついていると気づいたお話

アイデアをまとめたくて、マインドマップを作れるソフトを使ってみたのですが、全然アイデアが出てこなくて、諦めてしまいました。うーん。
今日は、そんな体験を通じて考えた、思考/感情と道具の関係性について、つらつら書いてみましょう。

手書き/タイピングの違い

例えば、文章を書こうとするとき、手で文字を書く場合と、パソコンで打ち込む場合がありますよね。

私の場合、手書きするのは、物語のプロットを生み出す時や、日記をつける時で、
パソコン入力するのは、構想した物語を実際に書いていく時や、このブログの文章を書く時、などと分けられます。

こう分けてみると、前者は心の中に浮かんだものを出力していて、後者は頭で考えたものを出力しているのだ、と気づきました。

物語の種であるプロットも、日記も、パソコンを前にすると全然書けないんですよね。
ノートなりルーズリーフなりを開いて、お気に入りの筆記用具を手に取ることが、自分の心を開くスイッチになっているようです。そうすると、自分の心とペンが繋がって、心の中にしまい込んでいるものが、ペン先から流れ出していく感じです。

一方、文章を組み上げていくタイミングになると、頭をフル回転させてばーっと勢いよく書いていくので、思考のスピードに手書きの速度が追い付かなくなっていくんです笑
ですので、爆速タイピングできるパソコンを使うようになるのだ、と予測します。

冒頭でお話した、マインドマップ作成ソフトを使って作ろうとしていたのは、実は新しいお話のプロットでした。
もちろん、ツールを使い慣れていなかったせいで、その使い方にばかり意識が向いてしまい、アイデアを考える余裕がなかった、というのもあるかもしれません。ですが、やはり自分の心の引き出しを探って作り上げるものについては、手書きでメモを作るのが自分にはよいようです。

読書はデジタルかアナログか

話をもう少し広げて、読書するときにKindleのようなデジタル書籍か、紙媒体の本を読むか、という話を考えてみましょう。

これも先に述べた頭か心か、で分けられるのではないかなと気付きました。

ビジネス書や学術書など、思考のための本をデジタル書籍で読むことに対してはすんなり受け入れられるのですが、例えばじっくり読みたい絵本や小説をデジタルで読むことはなんとなく違和感があるなぁと思うのです(たとえ高精細なデジタル画像を見られる…としても)。

デジタル化することで情報量が減ったりするわけではないのに紙媒体にこだわるのは不思議だな、と思っていたのですが、ノートに書きつける感覚や、本の重さや手触りを感じるということと、自分の心に入出力するということが繋がっていると考えたら自然なことだ、と腑に落ちたのでした。

ということで、今日は自分の思考や感情とツールは密接に結びついているなぁと考えたというお話でした。