働きながらでも美術の専門的な勉強をできないかなぁと考えて、最近、美大の通信課程の出願を検討し始めました。
そこで、週末に京都造形芸術大学の通信課程の体験入学に行ってみたので、今日はそのお話をします。


参加させていただいたのは、日本画コースの体験で、内容は琳派の模写でした。
人生初の日本画に挑戦です。

粉末状の岩絵具を

こちらの膠(にかわ)で溶きます

他にも胡粉や墨などを使います

今回はたらし込みという技術を学びました。
墨や絵具を塗り、それが乾かないうちに別の絵の具を重ねて塗るのです。
そうしてできる滲みを楽しむそうです。



そして最後に金粉と、銀(アルミ)粉を蒔き、完成です…!

銀粉で白椿に雪が散りかかる様子を、金粉で春の訪れの予感を表現してみました。


これまで日本画というと、武道や茶道のように決められた型があり、その手順をきっちり守って描いていくものだ、というイメージを持っていました。
ですので、たらし込みの色の滲みを楽しむ自由さがちょっと斬新だなと思いました。

夢中で描いていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
とても楽しかったです。