【切り絵のコツ】線が繋がる部分が少ないと、作るのも飾るのもしんどい - 切り絵Blog 影織文庫

【切り絵のコツ】線が繋がる部分が少ないと、作るのも飾るのもしんどい

切り絵を作る時、絵の繋がっている部分が少ないと、壊れやすくなりますし、作るのも大変で、あまりいいことがありません。

繋がっている部分が少ないと…

例えば、黒うさぎがバルコニーから空を見上げているっぽい切り絵を作るとします。
切り絵のコツ、線のつながり解説
これがうさぎかというツッコミはなしです。
あと左上はgkbrでなく太陽です。


この2つの絵、壊れる危険度がより高いのは右の絵です。
というのも、赤丸印をつけた、うさぎが線で繋がっている部分の数が少ないからです。
切り絵のコツ、線のつながり解説


右の絵を実際に切ると、額装したときにおそらくうさぎがこうなります。
切り絵のコツ、線のつながり解説
ギャグマンガみたいになってしまう。

うさぎの黒い部分の紙の重みが、うさぎを支えているバルコニー部分の細い線にかかってぶらーんと垂れ下がり、ひどい場合はそこからちぎれます。

また、線のつながりが少ない分、白く抜く部分が大きくなるので大変です。
この構図はシンプルなのでまだ良いのですが、サイズが大きかったり、より複雑だったりすると、下絵を紙に貼って切っている人は、下絵と紙が切っている最中にずれやすくなります。

私も失敗しました

私の過去作品だと、これ。

壁画切り絵

空白部分が大きくて、切っている途中で下絵と紙がずれて大変でした(後半は下絵は参考程度に、フィーリングで切り進めました)。
額装したらしたで、細い線でつながっている部分の真ん中のあたりが重みで下にずれてきて死にそうでした。

龍の切り絵

あとはこれ。
輪郭線が基本的に一筆書きの長い線になっていて、色紙を貼る際に線同士絡まって、死ぬかと思いました。

対処法

下絵の段階でよくよく気を付けないと、後から切っていくうちに気づいて、しまった…!となることが多いです。

対処法としては、絵が縦横できちんと繋がるよう気を付け、絵を白く抜きすぎないことです。
例えば最初の例で、ぶらさがりうさぎを回避するとしたら、うさぎが台やはしごの上にいるように下絵を描き足すことで、バルコニーの横軸、台やはしごの縦軸でうさぎがしっかり支えられます。
切り絵のコツ、線のつながり解説


紙のサイズや厚みにもよりますが、紙を縦断・横断するような線を下絵で描いていたら、高確率でぶら下がりますのでご注意を。


まとめ

とはいえ、実際に作ってみて、「あー、めっちゃぶら下がった…」という体験を何度かしてみることで、下絵のコツが掴めてくるのではないかな、と思います。

【切り絵のコツ】線が繋がる部分が少ないと、作るのも飾るのもしんどい 【切り絵のコツ】線が繋がる部分が少ないと、作るのも飾るのもしんどい Reviewed by 影織 on 8月 02, 2018 Rating: 5