先日、落ち込んでいる時に飛び跳ねたら元気が出てきた、というお話を書いたのですが、それと関連して、改めて感情を全身で表現することの大事さに気づいたお話。



やりたくないと騒いでみた

なんとなく気分が上がらなくて、創作を含め、好きなことも何にもやりたくないな...という気分が続いていました。
そこでふと思い立って、「やだやだやだやだ!やりたくなーい!!!」と騒ぎながら、仰向けで足をジタバタさせてごろごろ転げ回ってみました笑
まさにこんな感じの気分笑

そうしたら、ふっと気持ちが軽くなったんですね。



本当はずっと言ってこなかった「やりたくない」

じたばたしながら、小さい頃のことをちょっと思い出しました。
本当は行きたくない、すごく怖い先生がいる塾に行かないといけない。
本当はやりたくない、習い事の練習を家でしないといけない。
本当は行きたくない、友達とうまく過ごせない小学校に行かないといけない。

いろんなタイミングで「やりたくない」「やだ」「行きたくない」があったのを飲み込んで頑張ってやってきたこと。
そういうシチュエーションは、成長して大人になってからも度々繰り返されているな...と思いました。

その度に、
体に症状が出るくらい極限まで我慢して、ぱたんと行けなくなるとか、
やりたくない理由を見つけて、考え方を変えることで取り組めるようにするとか、
自分の気持ちを伝えて、そこから離れるとか、
いろいろな対策を打って乗り越えてきたつもりでした。

が、本当に必要だったのは、やるかやらないかを別にして、まず「やりたくなーーーい!」とちゃんと大騒ぎすることだったのだと思います。

以前は、自分が我慢していることにすら気づいていなかったのを、
「うーん、本当はやりたくないんだよな」とか、「ぶっちゃけ行きたくないんだよね」とか、そういった気持ちの変化に気付けるようにはなってきていました。
でも、「やだーーーーー!」「絶対やだーーーー!」「やりたくないもん!!!!」と叫んでじたばたすることは、子供の頃からずっとやってこなかったことだ、と気づきました。

「やりたくない」を言ってきたつもりで、本当はちゃんと言えていなかった。
だからこそ、それこそ駄々っ子3歳児のように、全身使ってやだを言うことが大事だな、と思ったのです。たとえ、今いい年した大人だとしても。

そんな風にしてずっと抱えていた思いを発散したら、ふっと心が軽くなるのです。



まとめ

のたうちまわって、足をじたばたさせて、腕をぶんぶん振り回す、そうやって全身を使って「嫌だ」を表現することは、積年の我慢の蓄積を発散するのにすごく効果的と気づけました。

本当はすごく怒ってた、悲しかった、嫌だった。
それを抑圧してしまうことで、いつまでもモヤモヤしてしまうことがあります。
そんな感情に気づいたら、全身で表現してみることですごくスッキリするよ、と言うお話でした。

ちなみに、人がいるところだと、気恥ずかしさで全力で取り組めないこともあるかと思うので、一人で発散するのをオススメします。