「使うのがもったいない」という思いで、新品をなかなか使えない時の考え方

ちょっといい新しいノートや画材を使う時。
もったいない気がしてなかなか使い始められない、ということがあります。

もったいないって何だろう

もったいないというのは無駄にしたくない、役立てて使わないといけない、みたいな言い換えができます。

ノートや画材、適当に使って無駄にしたくないという気持ち。
大事に大事に使いたい。
とっておきの素敵なものを制作するのに使いたい、落書きに使うのはなんだか惜しい。
だからその時が来るまで取っておく...
そんな気分でしょうか。

ところで、辞書で「もったいない」の意味を見てみたら、「有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。」とあり、おっと思ったんですよね。

上記の文をもう一回読んでみましょう。
「そのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい」。
つまり、無駄遣いだけじゃなくて、使っても使わなくても、「もったいない」になりうるのです。
なんと衝撃の事実。



じゃあ、どうしたらもったいなくなくなる?

使っても使わなくても「もったいない」かもしれないのだとしたら、どうしたらもったいなくなくなるんだろう(あ、混乱してきた笑)。

いま使ったらもったいない!いま取っておくのはもったいない!ピピーッ!
と、笛を鳴らしてくれる審判がいたり、その判断基準があったりするわけではありませんよね。
もったいないかどうかを判断できるのは、自分次第なんです。
強いて言えば、自分が満足しているか、が判断基準と言えるのではないでしょうか。

人に見せたり展示したりするわけではないけれど、素敵なノートと画材で毎日いっぱい落書きして、一人でにまにま楽しむ。
普段は大事に大事に取っておいて、海外旅行にいく時だけ持ち歩いて、旅先の絵を描いて満足する。
使うにしろ取っておくにしろ、どちらを選んでも満足することは可能です。

逆に、使うにしろ取っておくにしろ、どちらを選んでもがっかりする可能性もあります。
毎日絵や日記を描くのに使っているけど、「あーこんな無駄な使い方して!」などと後ろめたさを感じる。
大事に取っておきすぎて、どこに片付けたか忘れてしまい、結局使えなくて不満を感じる。
そんなこともあり得ますよね。

さらに言えば、満足するか、がっかりするかは、事象のどの側面を見るかで選べます
普段使いでいっぱい落書きするのに使って、
「めっちゃ気持ちよく描けて嬉しい!」と満足することも、
「無駄遣いしてしまって悲しい...」とがっかりすることも可能なのです。
自分がどっちを見るのか。
使ったから満足したのではなくて、使った結果、ポジティブな面(今回の例では、「めっちゃ気持ちよく描けて嬉しい!」みたいな気持ちを感じたことですね)を見出すことができたから満足した、のです。

ということは、「使ったことで得たポジティブな面を見つけて、満足して喜ぶことができたら、もったいない、とは感じない」と言えるのかもしれないですね。


まとめ

今回は画材とノートを例にしてみましたが、
「こんなことでお金を使うのがもったいない」
「あんな風に時間を過ごすのはもったいない」
みたいな、もったいないと思ってしまう悩み全般に拡張して考えることもできることなのかな、と思います。

もったいない、という思いに引きずられそうになった時、ぜひ思い出してみてください。