自転車に乗れるようになると、乗れなかった頃の感覚が思い出せなくなって、もう昔からずっと乗れる感覚だったような気がしてくるものです。
同じように、一度内面が変化すると、変化前の感覚が思い出せなくなって、もう昔からずっと同じ感覚を持ち続けていたような気がしてくるものです。
できなかった頃、わからなかった頃の感覚は、克服した時にできる感覚に置き換えられてしまうので、変化に気づきにくいんですね。
感覚ではなく、行動を見よう
自転車に乗れなかったのがスイスイ乗れるようになったとか、
内面の変化に伴って、今までは取らなかった行動を選択できるようになったとか(苦手なことを断れるようになった、自分の意見を主張できるようになったなど)、
そうした行動の変化は気づきやすいです。
自分の感覚の変化を思い出そうとすると、本当は変わっていたとしても、何も変わっていないように錯覚して、焦りがちです。
だから、そういう時は、自分の感覚ではなく、行動がこれまでとどのように変わったか、を見つめるようにすると、変化や成長に気づくことができますよ。
まとめ
何も変化していない、進歩していないのではと不安になる時は、自分の選択する行動の変化を探して見つけ出そうとしてみるのがいいよというお話でした。
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