「頑張る」の概念を知って緩める


「しっかりやる」と「自分を犠牲にしてやる」はちょっと違う。

「ちゃんとやる」と「完璧にやる」はちょっと違う。
「頑張る」と「我慢する」はちょっと違う。

こうして書いてみれば当たり前のことなのですが、往々にして上記の全てがごちゃごちゃになっていることがよくあります(頑張りすぎる人は特に)。

その上さらに

「頑張らないといけない(頑張らない選択肢はない)」
「しっかり、ちゃんとやらねばならない(しっかり、ちゃんとやらないという選択肢はない)」
という気持ちが強いと、ますます自分を追い込んでしまうのです。


頑張りすぎてなんだか辛いという人は、
まずそんな風に何重にも「ちゃんと」「しっかり」「頑張る」という概念で自分をがんじがらめにしていることに気づくのが大事だと思います。


そして、厳しすぎる概念を緩められたら緩めることも大事です。


例えば、自分を犠牲にしなくても、「しっかりやる」ことはできるものです。

自分を犠牲にするようなやり方だと、辛くて投げ出してしまいたくなったり、途中で嫌になってしまったりして、むしろ「しっかりやる」ができない、とも考えられるかもしれませんよね。


そうすると、「自分の苦しくない範囲で、最大限の努力をする」ことで「しっかりやる」ようにしよう、と考えられるのではないかなと思います。


まとめ

頑張りすぎて辛い人は、「ちゃんと」「しっかり」「頑張る」などの概念を見つめ直してみる。
そして、それがあまりに厳しい制約だと気づいたら、緩めていけるといいですね。


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