自分の仕事について、ここ最近色々考えていました。


もう少し拡大していくためにあれをした方がいいな、これを学んだ方がいいな、と思う一方で、

うるせ〜!そんなのやりたくね〜!働きたくね〜!

とジタバタ大暴れする気持ちがありました笑


その気持ちのさらに裏側に、

大人になりたくね〜!

という子供みたいな気持ちがあると気づいたんですね(年齢的にはもうすっかり成人なのですが)。



大人になりたくないのは何故か


なんで大人になりたくないんだろう(年齢的には以下略)。
なんで子供でいたいんだろう(年齢以下略)。


そこまで考えて、「大人」と「子供」が自分にとってどんなものか考えたんですね。

大人は、
・目が死んでる
・ギスギスしてる
・人のために命を削って生きている
・我慢して仕事している
・疲れている
・喧嘩ばっかりしている

子供は、
・自由
・愛されている
・のびのびしている
・天真爛漫
・想像力、創造力がある


...そりゃあ、大人になりたくないよな...!と思ったんですね。
そんな苦しみ感じたくないから、誰だって子供でいたいさ。

そこでさらに、大人は辛くて、子供はいきいきしているという対比は本当なんだろうか、と考えていて、ふと次のことに気づいたんですよね。



大人と子供はそれぞれ2種類いるのかもしれない

大人と子供の対比だけじゃなく、ポジティブネガティブの対比があるのではないでしょうか(わかりやすく色分けしてみた)。

つまり大人と子供にもそれぞれ、ポジティブなものとネガティブなものがいて、計4種に区分できるのでは、と突然思ったんです。


先ほどあげた目が死んでいる大人は、ネガ大人。
その対比のポジ大人もいるはず。

自由でのびのびした子供は、ポジ子供。
その対比のネガ子供もいるはず。


それぞれどんなものか、イメージしてみました。


ポジ子供は、
・自由
・愛されている
・のびのびしている
・天真爛漫
・想像力、創造力がある


ポジ大人は、
・包容力がある
・優しくて愛に溢れている
・交渉力がある
・頭がいい
・行動力がある


ネガ子供は、
・人(親)の顔色を伺う
・いい子でいるために自分を殺す
・我慢する
・人の機嫌を最優先にする
・息を潜めて怒られないようにする
・臆病で挑戦を避ける


ネガ大人は、
・目が死んでる
・ギスギスしてる
・人のために命を削って生きている
・我慢して仕事している
・疲れている
・喧嘩ばっかりしている


こうやってみると、ポジ子供が進化するとポジ大人になり、ネガ子供が進化するとネガ大人になる...という風に見えないでしょうか。

ポケモンみたいに。



大人になってもいいかもしれない


小さい頃、自分はネガ子供で、一番身近な親もネガ大人でした。

ネガ子供のまま生きるのが辛くて、色々心と向き合ってきて、大人になってから、過去にできなかったポジ子供になることができたのです。


でも、大人というもののイメージはネガ大人のものしか持っておらず、

「大人=ネガ大人になること」

と思い込んでいたので、ポジ子供から大人に死ぬほどなりたくなくて、「大人になりたくね〜!」と騒いでいたのです(大発見)。


先ほどの4つの区分をしっかり認識したことで、ポジ大人ならばなってもいいかもしれないな、と思ったのです。



ポジティブ・ネガティブでなく、陰陽で考える

さらにもう一歩踏み込んで、ポジティブ・ネガティブという切り分けでなく、陰陽で考えてみてもいいのでは、という気持ちになりました。


ポジティブ・ネガティブというと、ポジティブはハッピーで嬉しくて良いもの、ネガティブはしょんぼり悲しくて悪いもの、みたいなイメージになってしまいますよね。

そう考えると、ネガ子供やネガ大人は自分の中から排除したい、みたいな気持ちになるものです。


でもそうではなくて、陰の気質と陽の気質があるだけで、そこに良し悪しはない、陰陽は必ずどちらも誰もが持つもので、100%陰陽のどちらかに振り切れることはできないと気づいたのです。

光があれば、必ず影ができるように。


ネガ大人はなんだか悪そうなものになっているけれど、本当はそんなに悪いものではなくて、
喧嘩ばかりしたり、命を削ったりする極端さを手放してみれば、
思慮深さや忍耐力を持っていたりする
のかもしれません。


ネガ子供もなんだか悪そうなものになっているけれど、本当はそんなに悪いものではなくて、
人の顔色を伺ったり、自分を殺したりする極端さを手放してみれば、
人の気持ちを敏感に汲み取ったり、人に譲る優しさを持っていたりするのかもしれません。


ネガティブさは悲しみや怒りと親和性が高くて、そういうものと結びつきやすいのですが、
陰の気質そのものが、そうした負の感情をいつもくっつけているわけではない
うまく使えば、制御装置やブレーキ、安全装置のような役目を果たしてくれるのかもしれない。
そんな風に思ったのです。



まとめ

大人になりたくない(概念)と思っていたのは、大人に対してネガティブなイメージと悪感情を持っていたから。

ポジティブな大人にだってきっとなれる(想像できたということは、それを知っているということだから、そこに向かって歩いていけばいい)。

自分がこれまで握りしめていた、ネガティブで悪い大人のイメージを少し和らげて、陰の気質も大事にしてみたい。