よく、心理学の文脈で

「過去を手放しましょう」

「執着を手放しましょう」

と言われます。

では、その「手放す」ってなんだろう?

それは手羽先ですね


手放すとは?

手放すとは、いい意味でどうでもよくなることだと思います。


心の重荷となるものを手放したら、

「めっちゃ解放された!最高ハッピー!」

...となるかというと、意外とそうでもなく、


「前にそういえばそんなことあったっけ、忘れてた」

「あー、言われてみればそうだったねぇ...」

みたいな感じで、割とフラットで、穏やかな感じになるんですよね。



どうしたら手放せる?


そもそもなぜ手放せないかというと、諦めきれないから、だと思います。


あの時、もっとうまくやれたら。

あの時、ああしなきゃ良かったのに。

(過去の出来事・行動を、仕方なかったと諦めきれない)


あれが欲しくてたまらない。

あの人の気持ちが、なんでこちらに向いてくれないのか。

(モノやヒトが手に入らないことを諦めきれない)


どうしても諦めきれなくて握りしめているから、手を離す、つまり手放すことができないのです。



どうしてそれを諦めきれないんだろう?

どうしたら諦められるだろう?

...逆にここで諦めずに、それを手に入れるためのチャレンジはできないだろうか?





もう少し違う角度から考えると、「諦めること」自体を諦めることも、逆に大事かもしれません。


あーあ、手放すなんて無理。絶対に諦められないもんなぁ。

仕方ない、握りしめていよう。


そうして本当に諦めた時、手放しが起こることもあるんですよね。

禅問答みたい。



まとめ

ということで、手放しのお話でした。

手放せるものは手放して、軽やかに進んでいきたいですね。