プロテインのたとえ話

毎朝筋トレ後にプロテインを飲んでいるのですが、粉がダマになりやすく、飲み心地があまり良くない時があるんですよね。

ある日、プロテインに蜂蜜を入れてみたのですが、粘性が高くて、シェイカーの底に溜まってしまったので、いつもよりしっかり振って飲んでみました。

そうしたら...いつもよりダマが少なく、美味しかったのです。


そのプロテインを飲みながら、
中途半端なシェイクしかしていないせいで、真の美味しさに辿り着けないって、人生でもよくあるよなぁ...
と思ったのですね(いきなり話が壮大になる)。




美味しさの一歩手前


ちょっとだけやってみて、面白くないと判断してやめてしまう。

初心者向けの情報を得ただけで、「大体こんなもんか」とわかった気になってしまう。

美味しさに気づく前にシェイクをやめてしまうように、楽しさや面白さに気づく前に、関わることを切り上げてしまう



いやまだシェイク途中ですよ!!!

美味しいのはここからだから、もう少し粘ってみて!!!


とはいえ、自分が中途半端なシェイク状態だって、どうやって気づけるの?
シェイクし続けても、虚無が続くかもしれないじゃん?




中途半端なシェイク状態に気づくには?


もう少しだけやる

もう少しだけやってみる、というのは一番シンプルな方法。


それを楽しんでいる人の話を聞く

例えば、プログラミング学習や語学学習で、
「最初はきつかったけれど、ある点を超えたら一気にわかった」
という話を聞いたり、

本や漫画でも、
「最初の展開はゆっくりに見えるけど、とにかくここまで読み進めてみてほしい!」
みたいなおすすめレビューを見かけたりすることがありますよね。


そんな感じで、自分がやっていることを楽しんでいる(しっかりシェイクして、美味しさにたどり着いた)人に話を聞いてみて、自分がそこまで辿り着けているのかを見極めるのがおすすめです。



まとめ

何かに取り組む時、楽しさや面白さに目覚めるまでにタイムラグがあることがよくあります。

最初は、前提知識を蓄えたり、情報を集めたりするフェーズであって、その段階では面白さを見出すのが難しいことがあるんですよね。

そこでやめてしまうのは、シェイク不足のダマだらけのプロテインを飲んで、美味しさを判断してしまうようなものなのかもしれない。


最初のフェーズを越えた先で、そこまでで得た知識が有機的に繋がってきて、面白くなっていくのかなぁと思うのです。