以前友人に、

「影織はいつも何かしらの変数が変わり続けていて、安定性がない笑」
「そんなに落ち着きがない状態でよくやっていけるよね」

と言われたことを思い出しました。

(その頃はちょうど、図書館員からエンジニアへと大ジャンプ異業種転職したり、作家活動を増やしたり、人間関係がゴロゴロ変わったりと、とみに目まぐるしい日々でした)


まぁ、確かに変化って結構大変なものです。肉体的にも精神的にも負荷は大きい。

一方で、変わり続けることって、むしろ安定することではないかしら、と思ったので、今日はそのことについて書いてみます。



安定とは変わり続けること


この世界は不安定です。

政治や社会情勢がどうこうという話ではなくって、常に大量の何かが、誰かが、留まることなく動き続け、変化し続けている、という意味で不安定です。

日々様々な情報に触れ、それに少しずつ影響されることで、私たちの行動は変化しますし、そうして行動した結果がまた、身の回りの人や環境に少しずつ影響を及ぼし、更なる変化を生むものです。

刻一刻、自分を取り巻くモノたちが変化し続けるゆえ、世界は不安定なんですね。


さて、不安定な場所で立ち続けるにはどうしたらいいか?


たとえば、サーカスで玉乗りする様子をイメージしてみましょう。

ボールの上で棒立ちしていたら、あっという間に転げ落ちてしまいます。

立ち続けるには、少しずつ体を動かし、うまくバランスを保って、自分の重心をボールの重心上に上手に乗せ続ける必要があります。


つまり、変化し続けることこそが、大局的にはバランスを保って安定するための手段だ、と言えるのかな、と思うのです。



まとめ

形容矛盾しているようですが、変化を重ねることで安定を築いてきたんだな、と言語化できて、スッキリしたお話でした。