今思えば、せっかくの学生時代、もっといろいろ遊んでもよかったのにな、と思います。
また、前職をやめて少しブランクが空いた時、なんとかお金につながることをしなければならない、と焦っていました。
今思えば、貯金がなかったわけでもなし、もっと休んでもよかったのにな、と思います。
そう、いつだってあとから気づくもの。
焦ったり罪悪感を感じたりせず、今この瞬間の手持ちのカードで、もっと思いっきり楽しめばいいのに、と。
今を楽しもう
今味わえるもの、今楽しめるもの...すなわち現在手持ちの喜びカードが、この先ずっとあり続けるとは限りません。
もっと後で、楽になって、準備ができて、然るべき時が来たら楽しもう。
そう思って後回しにし続けたその先で、必ずしも楽しめる状況が万端に整っているとも限りません。
(具体例を挙げるなら、リタイアしたら世界一周の旅に出ようとしても、その時にはそれだけの体力がなくなっていて無理だった、とかね)
そうは言ったって、今は楽しんでる場合じゃない。
刹那的な楽しみにうつつを抜かしていないで、未来のために、努力を重ねないといけないんだから。
...確かに、そうした焦りや罪悪感が湧く気持ちはよくわかります。
でも、何度も似たような道を通っては、同じ結論に辿り着いてしまうのです。
あの時、もっと「今」を楽しんでいてもよかったんだけどなぁ、と。
当たり前ですが、楽しむことも、味わうことも、今この瞬間しかできないのですよね。
あとで楽しもう、味わおう、とせっせと備えたとしても、実際に味わう瞬間は、数ヶ月・数年後にやってくる「今、ここ」。
もちろん未来予測して、その準備をするのは大事なことなのですが、それだって結局、いずれ来たる「今、ここ」の瞬間を味わうための布石に過ぎません。
布石を打つことに振り回されて、目的地であるはずの「今、ここ」の喜びをおろそかにするというのは、本末転倒なわけです。
まぁつまり何が言いたいかというと、
今楽しめるものを、今楽しむのが一番だということです。
シンプル〜。
まとめ
ここ最近、何かに没頭していたり、楽しんでいる最中にふと、
「いや、こんなことしてる場合じゃないよな...?」
と自分で自分の喜びに水を差していることに気づいたのですよね。
また、この自分に対する水差し行為は、今まで何度もやってきたな、とも。
これまでは、楽しんでる場合じゃないと思うたびに軌道修正し、自分を律して、未来のために努力する、ということを重ね続けてきました。
でも、さらに後になってから、「あの頃もうちょっと気楽に、もっとめいっぱい楽しんでいてもよかったかも...」と少しだけ後悔している自分がいることにも気づいたんですよね。
焦りも罪悪感も、できれば感じたくないもの。
感じたくないから、それを感じるような行為を避けてしまってきていたのです(=目の前のことを楽しむことで、焦ったり罪悪感が湧いたりするので、「こんなことしてる場合ではない」と言いながら、楽しむのを止めていたのです)。
でも、結局そのせいで、「もっと楽しめばよかったな」と満たされない気持ちを感じ続けている、というループに陥っているわけ...
さて、ここで問題。
影織がこのループから抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか?
0 コメント