昨日の記事に引き続き、習慣化のコツの話。
やりたいというモチベが確実に湧いてはいるし、やることで得たいワクワクな未来も割と見えている。のに、なんだか動けない。
それを超えるにはどうしたらいいんだろう?というお話。
ワークアウトをスムーズにできるようになった話
当初のアプリは、朝のワークアウト動画を表示する機能だけつける予定でした。
それはそれでよかったものの、午後もできればなにか取り入れたいなぁ...と考えたのですね。もっとモリモリ筋トレしたかったので。
と言うことで、とりあえず午後は「何かワークアウトをして、Finishボタンを押したらカレンダーに印をつけられる」という仕組みだけ組み込んで、ver.1を公開したのです。
が、午前はちゃんとやるのに、午後のワークアウトを全然やらないことに気づきました。
何故か。
やることが漠然としていたからです。
とりあえずプランクをしたらいいかな?くらいのアイデアはあったものの、
(でも他の部位も鍛えたいな…)
(プランクだけだと飽きないかな…)
(もし他のもやるなら、メニューを厳選したいな…)
みたいな思いがぐるぐるして、結局何もできない、という状況になっていたのです。
何をすべきか悩むことにリソースを取られて、行動に移せないんだ。
なら、何をすべきかとりあえず先に決めてしまおう。
ということで、いくつか高負荷ワークアウトを調べて、それをメニューに組み込んで、ついでにタイマー機能も追加したのです。
そうしたら、午後の筋トレも自然にできるようになりました。素晴らしい〜!
「とりあえず」「先に」決めておくことの大事さ
8日にver.2(午後のワークアウトサジェスト機能)リリース。 午前・午後二回とも筋トレした◎の日が増えたのが一目でわかるね |
この話の中で大事なポイントは二つ。
何をすべきか悩むことにリソースを取られて行動に移せなかったので、何をすべきかを「とりあえず」「先に」決めた、という部分です。
習慣化するためには、事前に行動を具体化しておくことが必要です。
何を、どれくらいやるのか(そしてそれは、自分にとって継続しやすい負担感か)。
これを具体的に決めないまま動こうとするのって、だいぶ難しいのです。
やることがふわっとしか決まっていないと、ふわっとしか動けないし、そもそも動くことも億劫になりがち。
そして事前に具体化しておくといっても、それは仮決めでいいのです。
とりあえずTODOを決めてみて、実際にやってみて、自分にとって継続が難しいレベルかどうか?を判断し直すのです。
考えた結果、ちょっと無茶な計画を立ててしまったな...と思ったら、都度修正したらいいのですね。
「とりあえず」「先に」行動の中身を決め、そして実際やってみてフィードバックを取るからこそ、次の一手を考えられるんですね。
私は比較的習慣化が得意なフレンズなのですが、今回アプリ開発を通じて、やることが事前に決まっていることが、習慣化の抵抗をいかに大きく和らげてくれるかに気づきました。
筋トレメニューの選択をアプリにアウトソーシングした結果、これまでその判断を下すのに、脳内リソースを思ったより食われていたことに気づいたのです。
アプリを使い、自分の頭で考えなくても、目の前に与えられたことをするだけでいい状態になっていることで、実際のアクションに移すことへのハードルがすごく低くなるのを感じたんですね(大発見)。
判断や選択には、「今日はこれをやるぞ」という意志の力が必要になります。
そしてそれを実行に移す際も、やっぱり「実際に動くぞ」という意志の力が必要になります。
思うに、アプリを使うことで、判断用の意志の力を温存できるので、行動に移す意志の方に余力を回せるのではないでしょうか。
まとめ
習慣化をよりスムーズにするには、習慣化する行動を具体的に決めておき、考えずにすぐ実行できる状態が出来上がっていることが大事なのではないかな、と考えたお話でした。
ということで、マイアプリで引き続き楽しく筋トレしていくぞ〜!٩( 'ω' )و
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