あるコーチングのクライアントさんに、以前からずっと気になっていたファッションに挑戦してみた、というお話を聞きました。

商品が届くまでは、変じゃないかなどの不安でいっぱいだったそうですが、いざ実際に身につけてみると、とてもしっくりきたのだそうです。

その体験について伺っていた中で印象深かったのが、「何かをつけ足したというより、自分らしい状態に戻した感じがする」という言葉でした。



「自分らしさ」に還るために


ファッションに限らず、自己表現することって、なかなか勇気がいることです。

これって変だと思われない?
周りの人に白い目で見られるかも?
自分なんかがやるなんておかしい?
などなど。

自分を監視する目に責められているような感覚に陥ることがしばしばあるんですよね。


私にとっては、可愛い服を着てみることもそうでしたし、もっと遡れば、こうしてブログやSNSで発信することもそうだったかと思います。
ずっとやってみたかったけれども、とてもハードルが高くて、勇気が必要なことでした。

が、実際やってみた時に、たしかにすごくしっくり来る感覚があったのです。

実際チャレンジした時には、「おいおい自分なんかがやって大丈夫か」というそわそわ感で、冷や汗びっしょりな居心地の悪さも感じてはいたのですが、同時に、すごく納得がいくというか、これをしてるのが自分だ、というフィット感も感じていました。



居心地悪いそわそわ感と、居心地良いしっくり感。
二律背反に見えるこの二つの感覚は、出所が違うのではないかな、と思います。
そわそわは外側から来る、他者を気にする感覚
しっくりは内側から湧く、自分らしさを求める感覚


そわそわ感が強すぎて、チャレンジする前に引き返したくなることもあるかもしれません。
そんな時こそ、内側の感覚である「なんか気になる」「本当はやってみたい」という声に従うことです。

この内側の声を羅針盤にして動いてみれば、外側のそわそわに惑わされず、内側から湧くしっくりというゴールまで辿り着けるのではないでしょうか。



まとめ

あなたにとっての、「なんか気になる」「本当はやってみたい」はなんだろう。

その感覚に従って進むことで、あなたはあなたらしい場所に還れるのかもしれない。