先日、一年ぶりにがっつりと風邪をひいて、数日寝込みました。

大体回復してきて、いざ何か作業に取り掛かるか…と思ったものの、なんだかやる気が起きず、ぐだぐだ〜っと時間を過ごしていたのです。

よし、こんな時は...ノートタイムだ!!



やる気が出ない時のノート術

ノート


方法

1) いま、少しでも気に掛かっていること、不安なこと、心配なこと、憂鬱なことを、何も考えずとりあえず書く。全部書く。居酒屋でくだを巻くように。笑

2) 一通り書いたら、その中で特に気になっているものをピックアップする。

3) ピックアップしたものについて、具体的に何が起こると怖いのか?を自分に尋ねる。

4) 「万が一これが起きちゃったたら怖いよ〜やだよ〜」と、さらにくだを巻く
ここでは、解決策を出そうとしたり、「でもきっとなんとかなるし!」とポジティブな蓋をしたりしない。ただただ愚痴る

5) 必要なら、2の手順に戻って、他のトピックについてもぐだぐだとくだを巻く。


…えっ、おしまい⁉︎( 'ω')


はい。これでおしまい。



解説

疲労が溜まっているというわけではない。
むしろ体力・気力は割としっかりあるのに、それでもなかなかやる気が出ない。

そんな時は、別の気掛かりなことが心に引っかかっていて、そちらに無意識にエネルギーを吸われていることが少なくありません。

その気掛かりの中身を、とことん自分で聞いてあげるのがポイントです。


先ほども書きましたが、ここで先に解決しようとするのでなく、とにかくぐだぐだと愚痴を書かせてあげるのが大事です。

ネガティブな気持ちを自分に聞いてもらえた、と安心感を感じた時、解決策は出てきやすいもの。
あと、そもそもその不安をしっかり向き合って聞いたことで、なんとかしないといけないと思っていたことが、問題ではなくなったりすることもあります。




今回私も、ノートに書いていくうちに、意識の上ではうっすらと心配していただけのことが、実は結構足を引っ張って、気持ちを重くしていることに気づきました。


あるイベントの企画をしていて、午前中にメンバーと会議をしたのですが、あんまり進まず、どうやって進めよう...と途方に暮れていたのです。
まぁ後で考えたらいいか、と横に退けておいたつもりで、片付けないといけない懸念として、地味に重たく心のリソースを食って消耗していたのですね。

そのことに気づいて、「あ、これは一人で抱えず、友達に相談してみよう」と決め、早速メッセージを送って、スッキリしたのです(まだ返事は来ていないのですが、相談しただけでもう、心が軽くなって元気が出てきた)。

ついでに作業のやる気が出てきたし、ブログ書いちゃお、とエディタを開いて生まれた記事がコレ、ってワケ...( ˘ω˘ )



まとめ

やる気が出ない時は、とりあえずくだを巻こう(他人にぶつけず、自分のノートで)。

心のリソースを占有しているモヤモヤ、書いて気づいて解放しよう。