プロジェクトなどが順調に進まなかったり、予定していることが思った通りには進まなかったりする時。よく焦りや不安でいっぱいになります。
超えるべき課題はなんだろう?
物事って、順調に進む時は、本当に順調に進むものです。
その流れが来ていないということは、このまま進んでしまうとあんまり良くない、という合図だったり、先に進む前に何か学ぶべきことがある、という合図だったりするものです。
焦りや不安のまま前進させようとしても、あんまりうまく行きません。
ここで私の例を一つ。
先日あるトークイベントの企画を進めようとしていて、アイデア出しをしたものの、なかなかいいアイデアが出ませんでした。外部の人を招聘しないといけないので、早くネタを決めないと...と焦り、どこから手をつけようかと若干パンクしかけていたのです。
その時にふと、
「これって、一人で抱えずにいろんな人に相談して、頼ってみる練習なのかもな...」
「今、焦ってる気持ちでいっぱいで、全然楽しくなくなっちゃってるけど、主催の自分が楽しいと思えるにはどうしたらいいかを、まず思い出す必要があるな」
と、気づいたのです。
そうして、メンバーにぽつぽつとイベント企画の悩みを相談して壁打ちしてもらったり、自分にとって、どうそのイベントに関わるのが楽しいのかを考え直したりしているうちに、次の一手が見つかって、企画が前に進み始めたのです。
この時、目の前で悩んでいる問題(イベントどうしよう、という悩み)そのものでなく、その中にもっと抽象的な向き合うべき課題がある、と思ったのです。
つい、一人で抱え込んでなんとかしようとして、苦しくなってしまう。
楽しさを求めて始めたはずのことが、ついやるべきことに追われて、なんでこんな辛くなってるの?と途方に暮れてしまう。
これ、いつものパターン。
このパターンと向き合って、違う選択を取ってみる練習なのでは?と感じたのです。
自分にとって「学ぶべきこと」って、トラブルや停滞としてやってきます。表面上起こっていることは違っても、根幹は似たようなパターンで行き詰まりがち。
そして、それをクリアすると、正解の合図のように、するっとうまく行き始めるものです。
もちろん、表層的な解決に取り組むこともできます。
今回の私の場合だったら、とにかく企画出しをChatGPTにしてもらって、アイデアを固めてしまって、プロジェクトを進めるとかね。
ただそうすると、別のタイミングで、同じ課題が別のトラブルとして登場してくるんです。
どのタイミングで向き合ってもいいけれど、問題が起きた時こそが、学ぶべきことと向き合うべきタイミングとしてちょうどいいのかなぁと思うのです。
まとめ
思い通りに事が進まない時は、ちょっと抽象的に自分の中に学ぶべきことを探して向き合ってみるといいよ、というお話でした。
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