所属しているコミュニティの中で、先日ちょっとしたトラブル(というほどのこともない、本当に些細なこと)で悩むことがありました。
まぁ...悩むと言っても、自分ではコントロールできないこと、つまり人の思惑・言動・機嫌が気にかかり過ぎて、ぐずぐず落ち込んでいたのです(あるよな、そういう時)。
あぁんもうこんな時は...
香油づくりに限る!!!
コントロールできない外側の出来事でやたらぐるぐる悩む時って、過去(こうしたらよかった...)や未来(こうなったらどうしよう...)ばかり考えていて、今この場所にいることを忘れてしまいがち。
こういう時、すっぱりさっぱりと「コントロールできないものは仕方ない」と諦めたり、「これは相手次第のこと。自分が負うものではない」と納得できると、割とすっきりします。
が、「そんな落ち着いて考えられるわけなかろ!!気になるものは気になるんじゃ!!」と、思考が暴走するタイミングもありますよね。
こういう時は、五感のどれかをクリエイティブにフル活用するのがおすすめです。
今回は、エッセンシャルオイルを混ぜてお気に入りの香りを作る中で、「もう少しこのこっちのオイルを足そうかな?」などとこだわりブレンドに集中できたので、ぐるぐる思考が止まりました。
そして素敵な香りに仕上がったので、ご機嫌に戻ったのです。やったね。
五感をクリエイティブにフル活用!
「五感のどれかをクリエイティブにフル活用する」と書いたのですが、個人的にはこの「クリエイティブに」という部分がとても重要だと感じます。
五感を使うと言っても、例えば、ただすでにある香りを嗅ぐだけだと、「ふーん、で?」「好きな香りに包まれた瞬間は幸せだけど、すぐぐるぐる思考に逆戻りしちゃう」ということがよくあったのです。
これって、ただ受動的に感覚を処理をしているだけ(あ、良い匂いがしたなと感じて終わり)なので、思考ぐるぐるをバックグラウンドで並行処理しながらできてしまうのだと思います。
そうなると、ぐるぐるから離れるのが結構至難の業です。
ということで、受動的に五感を使うのでなく、能動的に使うといいのでは?と思うのです。
能動的にとはつまり、ただやってくる刺激を受け止めるだけではなく、どうしたらもっと深く味わえるのかを工夫する、ということです。
今回の例で言うなら、香りをただ嗅ぐのではなく、「どうしたらテンションがブチ上がる最強のお気に入りの香りが作り出せるか?」を考えて工夫し、自分の手で作り出すということです。
香油を作る以外にも、たとえばお店の味付けを再現することに集中してみたり、好きな曲のハモリを聴き分けてみたり、なんていうのもいいかもしれません。
とにかく五感をクリエイティブに使って、今に没頭しよう。
それどころじゃない?
| 見よ、最強ブレンドが完成した。 |
五感をクリエイティブに使えるような気分なんかじゃない?
今は頭がぐるぐるしすぎてそれどころじゃない?
...それどころじゃないからこそ、今に戻り、今に集中するために、五感で楽しめることを見つけて集中するのです。
(本当にわーっとパニックになっているなら、先にとりあえず紙に書き散らかすのはおすすめ)
そんなことで気を紛らわせたとて、直接的に問題は解決しないと思うかもしれません。
が、ぐるぐる状態でいくら焦って解決に持っていこうとしても、大抵ロクなアイデアが湧きません。
しっかり目の前の五感に集中したら、今ここに繋がっているという安心感を感じられるはずです。
問題解決アイデアを考えるのは、その安心感を感じてからでも遅くない。むしろ、その安心ベースで考えた方が、いいアイデアが浮かびやすいものですから。
まとめ
思考がぐるぐるしたら、五感をフル活用して、今を味わう時間に戻ろう。


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