マルチ・ポテンシャライトとして楽しく活動するにはメンターを持つべし。 



なんでメンターが必要か?


マルチ・ポテンシャライトとして複数軸でいろいろなことをやっていると、自分が何者か、どこを目指しているのかがわからなくなったり、迷ったり、自信を無くしたりしやすいものです。

そんな時に普段から相談できる人を持っておくと、方向性や指針を定期的に確認できるのです。定期的に相談していれば、気づかずにぶれた時や方向性に迷った時に、「それ、ズレてない?」とコメントをもらえたりすることもあります。

自分のことは、自分が一番よくわかっているようで、意外と見落としていることが多いもの。
みんなも謎の後ろハネ寝癖とか、背中の値札タグとか、気づかず外出することあるでしょ。(えっ私だけ?w)
メンターを持っておくことで、そうした自分の盲点を指摘してもらいながら、人生を前に進めやすくなるように思います。



2種のメンターを持とう


私には何人かメンターがいるのですが、

・自分の何歩か先を行く人
・自分と近いフィールドにいる人

に分かれます。


前者は、こんな風になりたいな、という憧れの未来を見せてくれます。
悩んだ時や迷った時に、アドバイスをもらいに行くのですが、自分にはあんまりピンとこないアドバイスをもらうこともしばしば。しかし後からそれが必要だった...と気づくことはよくあります。
自分には見えないところから見たアドバイスなので、ピンとこないのは当然かもしれません。が、よくわからないまま素直に従ってみることで、道が開ける感覚があります。


後者は、普段から割といろいろと話してお互いの相談に乗る、まるで鏡のような存在です。
まったく別の悩みでお互いに悩んでいるように見えて、抽象化してみれば問題の根っこは同じ、ということがよくあります。
たとえば、活動の発信できないという悩みと、仕事がしんどいという悩みは、根幹には素を出したコミュニケーションすることに難しさを抱えている、みたいな感じ。
だいたい、自分がアドバイスすることがそのまま自分にブーメランになって刺さりまくることが多いです。


困った時にはとりあえずここに相談してみよう、と帰れる場所をいくつか持っていることで、いろんなことに安心してチャレンジできるようになってきたなぁと感じます。



適切なメンターが周りにいない場合は?


具体的にこの人からアドバイスをもらう、という人がいない場合、自分の世界に登場する人は全員メンターだ、という視点で過ごしてみるのもありです。

仲の良い人や、良い指摘をくれる人だけでなく、見ていてイラつく人や、嫌なことを言ってくる人も含めて全員、です。


特に、後者の嫌な人をヒントにするのは(上級者向けですが)おすすめ。

たとえば、「あの人、AのくせにBしてる!!」という嫉妬の気持ちでモヤモヤする時は、実はBをやりたいという気持ちのお知らせかもしれません。

「あの人、〇〇のくせに××してる!!」という嫉妬の気持ちでイライラ・モヤモヤする時の考え方

「あの人、〇〇のくせに××してる!!」という嫉妬の気持ちでイライラ・モヤモヤする時の考え方

「あの人、AのくせにBしてる!!」という嫉妬の気持ちでモヤモヤする時は、シンプルにBをやりたいという気持ちを認めて、怖いままでさっさとやることが大事だというお話です。


あるいは、嫌いな人は「これしてはダメだろ」という自分の思い込みが、自分の人生の選択を狭めていることを教えてくれているのかもしれません。

たとえば昔、私はなんでも彼氏にお金を出して買ってもらう女性がめちゃめちゃ嫌いだったのですが笑、それは人に甘えることを許せない自分がいたからでした。

甘えることは負けて死ぬことだ。相手からは格下だと見做され、舐めた扱いを受ける。そんな無念に甘んじて身を落とすくらいなら切腹してやるからな()
...みたいな、だいぶ歪んだ思い込みを持っていたのです。どんな武士だよ。

もちろん、それが自分にとって正しい、自分にとって守るべき思い込みなのだとしたら、それを持っていてもいいのですが、そのせいで自分の人生を窮屈にしているのだとしたら、再考の余地があるかもしれません


自分の思い込みを見つけて向き合うには、ノートに書き出してみるのがおすすめ。
向き合い方を知りたい方はこちらもどうぞ。



まとめ

マルチ・ポテンシャライトは、自分の進みたい道ややりたいことを確認しながら、一緒に進んでいけるメンターを持っておくのがおすすめです。
自分の盲点を見つけて、向き合いながら進んでいこう。

次回は「マルチ・ポテンシャライトが上手に活動バランスを取るための二つの軸」というテーマについて書いてみます。