数日前の記事で、個展の準備もソフトウェア開発も工数見積もりが大事、という話をしました。
ということで今日は、個展に向けてのスケジュール管理用に導入した、無料プロジェクト管理ツールのBrabio!をご紹介します。

What is "Brabio!" ?

Brabio!はプロジェクト管理用のツールです。
ガントチャート(プロジェクトを細かく作業単位で分けて視覚化し、作業の流れや進捗が一目でわかるようにするもの)を作って、自分の作業進捗を管理をできるツールを探していて見つけました。
Brabio!で個展に向けてガントチャートを作成する
これがガントチャート

Brabio!にたどり着くまでいくつかツールを試したのですが、
1) 登録・使い始めるまでの手続きが面倒
2) 操作感が悪い
3) スケジュールやTODO管理ができても、ガントチャート作成機能が有料だったり、プロジェクトの作成数が制限されていたりする
4) 細かいタスクの管理をしたり、コメントをつけたりするのが不可能、もしくは煩雑

などの理由でどれも不採用となりました。
Brabio!はそのどれもクリアしていたので、そのポイントを説明しましょう。

1) 登録が一瞬

メールアドレスの登録だけで使えます。GoogleやFacebookアカウントでのログインも可。

2) 直観的な操作

「ガントチャート作るならエクセルの10倍速い 初心者専用のクラウドツール」と謳われているように、ひとつひとつのタスク登録がかなり手早くできます。
また、開始日や終了日を登録した後に、「あ!先にこの作業をしなきゃいけないんだった!」という場合、ツールによっては、ひとつひとつちまちまと日付をカレンダーで選び直さなければならず、発狂しそう…なんてこともありました。
しかし、Brabio!ではタスクを複数選択し、ドラッグして動かせます。
新規タスク登録もわかりやすく、全体的にかなり直観的に操作できました。
Brabio!で個展に向けてガントチャートを作成する(直観的操作)
ドラッグできるよ


3) 無料

無料版は、ユーザが5人まで、ストレージが50MBまで、という制限がありますが、個人で使う分にはまったく問題ないです。しかもプロジェクト数は無制限なんですよね。
すごい。

4) コメントや進捗を細かく設定できる

ただタスクを登録するのではなく、「本タスクの終了条件は~とする」みたいなコメントをつけておいたり、進捗状況を1パーセント刻みで登録できたりするため、すごくありがたいです。
Brabio!で個展に向けてガントチャートを作成する(編集画面)
こんな感じの編集画面

Brabio!で個展に向けてガントチャートを作成する(カレンダー)
さらに、カレンダーでいつ何を開始・終了したらいいか一目でわかる

使ってみた所感

というわけで、さっそくBrabio!でスケジュールを引いてみました。
きちんと視覚化してみると、結構工数的に厳しめということに気づきました。やばい。
一方で、いつまでに何を終わらせればいいか、というのが大体はっきりしたので、逆に安心感も生まれました。

依頼を受けての制作やイベントの参加など、複数のタスクを抱えながら手を動かさなければならない時、このスケジュール管理はすごく威力を発揮します。
ガントチャートなど引いたことがないという人にでも、かなりわかりやすい作りになっているのでおすすめですよ。