見開きページの原稿を作成する際、普通の見開きの原稿を作ってしまうと、製本した時にページの間の絵柄が一部隠れて、ずれてしまいます。
ですので、綴じられる部分から5mmほど中央に寄せて左右のページを配置しておく必要があります(こちらのページの説明がわかりやすいです)。


ということで、綺麗な見開きページとなるような原稿のGIMPでの作業工程を備忘録的にまとめておきます。
※ただし、今回は作業キャプチャを取り損ねてしまったため、文章での解説となってしまいます。


GIMPの見開き原稿の作り方

画像の下準備

1) 見開きサイズの新規画像を準備する。
2) 画像の中心に垂直のガイド線を入れる。
画像>ガイド>新規ガイド(パーセントで)を選び、垂直・50%でガイドを入れる。
3) フォルダからドラッグ&ドロップで、見開きにしたい画像をインポートする。
4) ドロップした画像のサイズを編集する。
画像のレイヤーを選択した状態で、「拡大・縮小」をクリック。縦横比が保持されている(数値にチェーンマークが入っている)ことを確認して適宜縮小。
5) 画像の回転や拡大縮小をかけて、背景にきっちり絵が収まるように微修正。
最下層の背景レイヤーをクリックして、きっちり画像が収まっているか確認すると良い。

画像のずらし作業準備

6) 画像レイヤーを2枚複製する。レイヤーは計3枚(右ページ用、左ページ用、確認用。確認用は後に消す)となる。
7) 上のレイヤーの画像2枚を不可視状態にする(レイヤーの目玉マークをクリック)。2) で入れたガイド線を目印にしながら、可視状態の画像の左半分をくまなく矩形選択する。
8) 矩形選択のツールボックス(矩形選択をダブルクリック)のサイズをミリメートル表示にして、そこに現在表示されている幅+5mmになるように矩形を右方向(中心側)に広げる。
9) 選択>選択範囲を反転をクリックし、Deleteキーを押す。これで左半分+中心から5mm
分の絵が残る。このレイヤーはまた不可視状態にしておく(作業しやすいように)。
10) 9)で作業したレイヤーの一つ上の画像レイヤーを可視状態にして、同様の処理をしていく。選択>選択の解除で一旦全ての画像選択を解除する。
11) 今度は画像の右半分を選択して、現在表示されている幅+5mmになるように矩形を左方向(中心側)に広げる。
12) 選択>選択範囲を反転をクリックし、Deleteキーを押す。これで右半分+中心から5mm分の絵が残る。

画像のずらし作業

13) 移動ツールを選択して、右半分画像のレイヤーを右側(外側)に5mm分ずらす。この14) 画像左端に、はみ出した画像が出てくるので、消しゴムツールを選択して削除しておく(この時、ちゃんと正しいレイヤーが指定されている状態か確認しないと、他のレイヤーが消しゴムで消えてしまうので注意)
15) 左半分画像のレイヤーも可視化して、同様の作業をする。右半分画像は不可視状態にしておくと、作業がやりやすい。移動ツールを選択して、左半分画像のレイヤーを左側(外側)に5mm分ずらし、画像右端のはみ出した部分を消しゴムツールで削除。

ずらしが正しくできたか確認

16) 最後に、全部のレイヤーを可視状態にして、一番上にある確認用レイヤーの、目玉マークの可視ボタンを連打する。
ぱかぱかと画像が左右均等に割れるようにずれて見えたら正しくずらせている。
17) 確認が終わったら、確認用レイヤーを削除する。


まとめ

冊子の見開きで絵がまたがるような構図はダイナミックで素敵ですが、ページ中央に絵が寄って台無しになってしまったら、元も子もないですよね。
ということで、今日は見開きページの原稿をきれいに整える方法のご紹介でした。