本を開いて、そこに書いてある文章からメッセージをもらう


ビブリオマンシーのすゝめ

本をぱっと開いて、そこに書いてある単語や文章からメッセージを読み解く占いを、「ビブリオマンシー」と呼びます。

一般的には、「真実が記されている」とされる本として聖典や詩集などを使うことが多いようですが、お気に入りの本があれば、それを使ってもいいかもしれません。
また、そもそも図書館に行って、ランダムに本を取って開く、というのもありです。

私の場合、幼稚園から高校までずっとキリスト教系の学校に通っており(自分も親も、信者と言うわけではないのですが)、聖書にすごく親しみがあるので、聖書を使っています。
ちなみに、ビブリオマンシー専用のこんな本も出ていますよ。
この本は、Yes, Noで答えられるような質問を投げることで、答えを返してくれる本です。



やり方

下記が自己流ビブリオマンシーのやり方です。

0) 本を選ぶ
図書館で本探しする人は、まず本を選ぶところからです。
あまり深く頭で考えず、「なんか気になる」で選びます。

1) 静かで落ち着く場所に本を持っていき、腰を下ろす
人に邪魔されない場所で心を落ち着けます。
好きな曲を流したり、コーヒーやお茶を飲んだりしてリラックスしてもいいですね。

2) 問いを思い浮かべる
「〇〇について悩んでいるので、メッセージをください」というような形で、聞きたい質問を具体的に思い浮かべます。

3) 本を開く
ここも直観で。右ページか左ページかも合わせて選びます。

4) 該当箇所をじっくり読んで意味を読み解く
私は開いた半分のページを読み、そこから意味を読み解いています。
一発で直接的なメッセージを受け取ることもあれば、「…んん、つまりどういうことだってばよ??」ということもあります笑
あまり意味がわからない場合は、「もし、これがメッセージだとしたら、どういう意味なんだろう」と考えながら、何度か繰り返し該当箇所を読み返します。

5) メモする
問いと答えをメモしておきます(後述)。


ビブリオマンシーのコツ

ぴんとくるメッセージを大事にする

頭でこねくり回しすぎるとメッセージがわからなくなってしまうので、最初にふっと浮かんできたものを大事にしています。

心の深いところで納得する感じがあるメッセージは大体直観からきたもの

メッセージが頭でひねり出したものか、直観から湧いてきたものか、判断するのがちょっと難しいかもしれません。
うまく言えないのですが、自分の場合、たとえ耳の痛いメッセージでも、直観的に湧いてきたものだと、なるほどねぇと心の深い部分で納得する感じがあります。

問いと答えをメモしておく

ふと思い浮かんだメッセージ、一瞬で流れてしまうことがよくあります。
ですので、答えにピンときたら、さっとメモして後から読み返してみることをおすすめします。読み返すことで後から気付くこともありますよ。


まとめ

今回はちょっとアヤシーと感じるお話だったかもしれません笑

ですが、これはうさんくさくてアヤシー占いでなく、自分との対話の方法の一つだと思うんですよね。
私たちは何か悩んでいる時、大抵心の奥底で望んでいること、願っていること、進むべき方向は知っていて、でもそれに目を向けたくなかったり、気付くのが怖かったりすることが多いのではないかと思います。
それを本の中の文章に投影して客観的に掬い上げる、そんな手法だと考えています。

自己流のやり方をご紹介しましたが、自分と対話しやすい方法に自由にアレンジしてやってみてくださいね。