先日Vマに参加して、自分の出品作品のPDFの一部を、画像ファイルにしてTwitterに上げたいな...と思いつきました。

しかしそのためにわざわざフリーソフトを入れるのも面倒だな、と思って、簡単にできないか調べてみた備忘録です。


Automatorとは

Automatorは、Macに標準装備で入っているソフトです。

繰り返し大量にやる単純作業や、
自動化したい作業の流れを登録しておくことで、
スムーズに実行してくれる
代物です。

例えば、
「特定の日に決まったメールを送信する」とか、
「大量のPNG画像をJPG画像に変換する」とか、
さまざまな作業を自動化できるんですね。

これを使って「PDFを画像に変換する」という作業の流れを登録しておけば、
めちゃくちゃ簡単にできることがわかりました。



設定方法

Automatorの起動

まず、Automatorを立ち上げます。
(command + Spaceキーを押して、Spotlightを立ち上げて、Automatorと入れると早い)


アプリケーションを選択します。
アプリケーションを作っておくと、ここにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけで、自動で作業してくれるので便利です。

Automatorの使い方


ワークフロー作成

すると、ワークフローを作る画面に遷移します。

左側のライブラリを見ていただけるとわかるのですが、できることがめちゃくちゃたくさんあります。

左上の検索窓で、「PDF」と入れます。
そして「PDFページをイメージとしてレンダリング」を、右側のスペースにドラッグ&ドロップします。

Automatorの編集画面


ドラッグ&ドロップしたものの「フォーマット」で「PNGイメージ」を選択します。
解像度や圧縮率も必要であれば適宜選択しましょう。
Automatorの使い方で複数ページPDFをPNGに変換する
こうなる


次に、出来上がったPNGファイルの保存先を指定します。

左側の「ライブラリ」の中の「ファイルとフォルダ」(Finderのマーク)を選択し、「Finder項目を移動」を同じく右側にドラッグ&ドロップします。

そして出来上がったPNGファイルの保存先を選択します。
とりあえずデスクトップに保存することにしました。
Automatorの使い方で複数ページPDFをPNGに変換する
こんな感じで連結されます


このアプリケーションを保存します。
使いやすいので、デスクトップに保存しました。


実際に使う

これで、このアイコンの上にPDFをドラッグ&ドロップするだけで、
PNGファイルが生成され、デスクトップに保存される
ようになりました。

デスクトップに保存したAutomator



まとめ

Automator、初めて使ってみたのですがめちゃくちゃ便利ですね。

今後も使ってみたいと思います。