⼈⽣の中で繰り返し起こる問題は、⾃分の観念が引き起こしている。

という言葉を、自分なりに噛み砕いて説明してみたお話です。



物事の捉え方の違い

コップに半分水が入っているとします。

それを見て、

Aさんは「半分しか入っていない!大変だ!」

Bさんは「半分入っているなぁ。終わり」

Cさんは「半分も水が入ってる!ラッキー!」

と捉えました。


事実は、コップに半分水が入っている、というだけ。

でも、その事実を見た時に、三者三様、思うことが違うんですね。

これが観念(思い込み)の違いです。



観念の違いが問題を引き起こすメカニズム

似たような問題が繰り返し起きると言う人は、

コップの例になぞらえるなら、

「半分=少ないことでいけないこと」

という思い込みがあって、

ボウルに水が半分でも、

皿の上のおかずが半分でも、

缶の中のキャンディが半分でも、

どんな状況でも、半分=大変だ!と思ってしまう人、と言えるかもしれません。


コップに水が半分あることを、
問題だと思う人も、ラッキーだと思う人も、何も感じない人もいます。

この「コップに水が半分ある」の部分を、

恋人から連絡が来ないことや、
太っていることや、
自分の仕事のスピードが遅いこと...

さまざまなことに置き換えられるんです。



同じ状況でも、みんながあなたと同じように悩むとは限りません。

問題とすら捉えない人もいます。

事実をどう捉えるかは人の思い込み次第だからです。





どんなことも、事実と、その捉え方に分けられます。

問題が起きていると感じる時は、
事実を上記Aさんのように大変なことと捉えてしまう時。

BさんやCさんのように、
フラットなことや、ラッキーなことと思えたら楽になり、
状況が変わらなくても、問題ではなくなるんですね。

だからこそ、自分はどんな観念(思い込み)を持っているかをチェックするのが大事なのです。



まとめ


⼈⽣の中で繰り返し起こる問題は、⾃分の観念が引き起こしている。


これは、

「〇〇は問題だ」と言う自分の思い込みを通して出来事を見た時、

さまざまな場面に〇〇を見つけた時、問題のように見えている。

と言えるかもしれません。


半分はいけないこと、と思うAさんが、
水も、おかずも、キャンディも、
半分しかないことを問題だと思っていたように。