ある人の投稿で、お金は時間短縮の道具、という言葉を見かけて、なるほどなぁ...と思ったお話。



お金を使わなくても、やればできる

例えば、イタリアから日本まで帰ろうとしたら、お金を払って飛行機に乗ります。

でも、帰ろうと思えば、お金を節約して、歩いて自力で帰ることだってできます。

まぁ、計算上104日かかるんですが笑

イタリアから日本まで歩いた場合のGoogle Map


このように、お金をかけなくても、自分一人でめっちゃ頑張れば、やれてしまうことはたくさんあります。




お金を使うタイミングの話


自分一人でやることそれ自体が目的なら、自力でやってみるのも一つの手です。

日本への旅の例ならば、自力で12000kmを踏破する過程を楽しみたい場合でしょうか。

イタリアから日本まで歩いた場合のGoogle Map
思わず道順までじっくり見た



でも、それが目的ではないのなら、さっさとお金を払って、便利なツールを使ったり、先人の知恵を借りたりするのが吉です。


私が日本に行きたいのは、日本まで行く過程を楽しみたいからではなくて、

温泉に入るとか、
日本酒を飲むとか、
友達に会うとか、
歌舞伎揚を買うとか(めっちゃ好きなんですよね〜)、

日本でやりたいことがあるから、なんです。


こういう居酒屋に行きたいわ


私にとっては、やりたいことを104日先延ばしにしてまで、お金を節約して、自力で歩くのはあんまり意味がない。
国境越えるのも大変そうだしね...( ˘ω˘ )

だから、さっさとお金を払って、飛行機に乗って帰るんですね。

...冷静に考えたら、10万円弱で、100日以上の時間を短縮できてるってすごくない???




自力でやる時、他力を借りる時

もう一つ例を挙げてみると、私は自分で一通りのWebサイトを作れますが、

お金を払えば、自分が作るよりもっと素敵で、表示スピードが速くて、最新技術を詰め込んだイケてるサイトを作ってくれる人に、構築をお願いできるでしょう。


が、私は、自分のお気に入りを詰めたサイトを、気分によって少しずつ改良していく、その過程が楽しいから、自分のサイト作成に、わざわざお金を払わないのです。





そんな私でも、例えば、自分のビジネスで使う高機能なWebツールが必要になったら、もしかしたら、お金を払って誰かに作ってもらうかもしれません。

作る過程を味わうことが目的ではなく、作ったものを使ってビジネスを発展させていくことが目的だからです。

お金を払うことで作る過程の時間を短縮できれば、「ビジネスを広げる」という目的までの到着時間を時短できるんですね。




まとめ

ということで、自分一人でできそうなことでも、目的に到達するための時間短縮ができると判断できる時、積極的にお金を使うと良い、というお話でした。

お金を使う時に、この判断基準があると、賢く使っていけそうです。