「自分に負担をかけない」を選べるようになったら、次のステップは、「あえて自分に負担をかける」ということなのかもしれません。



「あえて自分に負担をかける」ステップの踏み方


長いこと無理をして人に合わせるとか、自分の心の声に蓋をして我慢する、ということを重ねていった人が、まずすべきことは、
「自分に合わないものを避ける」
「苦しいことをしない」
「苦手なものから距離を置く」

などの、手放していく方向の動きです。

が、ある程度手放しが上手になってからもこれらを続けていくと、「最近、穏やかな日々ではあるけど、ちょっと飽きてきたな...」という頭打ち感や、「なんか人生物足りないな...」という燻り感が出てきます。


それが出てきたら次のステップ。
「合わないと思って避けてきたものにあえてチャレンジする」
「苦しいことをあえてしてみる」
「苦手だと思っていたことに飛び込む」

をやっていくことになります。

...というのはもちろん、苦しみに逆戻りしろ、という話ではありません
嫌だと感じるもの、自分のエネルギーが奪われると感じる場所などからは、引き続き距離を置いていきましょう。


そうでなくて、合わないとか、苦しいとか、苦手だと思っているものの中でも、
「本当は気になっているけれど、チャレンジが必要」
「やってみたいのだけど、未知のハードルを飛ぶ勇気が必要」
なことが含まれていることがあるので、それらに取り組むのです。




まとめ

ストレスを手放した次の段階で必要なことは、あえて"ストレス"を掴みにいく、ということとも言えるかもしれません。

自分の可能性の枠を広げるためには、慣れないことや知らないことに飛び込む必要があり、不安や恐怖を感じたり、きまりの悪さを感じたりすることもあるでしょう。

それはある意味、ちょっとだけしんどい道、に見えるかもしれない。
けれどその「しんどさ」は、成長痛なのですよね。


心が削られて、ダメージが蓄積されていく「しんどさ」と、チャレンジの成長痛としての「しんどさ」。

自分としっかり向き合う経験をしていれば、それらを混同する可能性は低くなりますし、仮に前者にエンカウントしたとしても、上手に避けられるはずです。


次のステージに進んで、あたらしい世界を見てみたいなら、少しだけ自分に負荷をかけてみよう。