昨日の記事では、「これ書きたい」が出てくるまで、何かを書こうとしない方が、結果的にいいものできるんじゃない?という話を書いたのですが、その真逆をいく話も書いてみようと思います。




書きたいものが出てくるのを待つのではなく、とにかく書くという時間



ブログを書き慣れていなかった頃、「必ず毎日更新する」と決めて、量書いてみるようになったことは効果的だったように感じます。

もちろん自分が伝えたいことを書き続けてきたものの、どうしてもネタが湧かないという日でも、どうにかアイデアを見つけ出して書き切る、ということをやっていました。


そうして4年以上毎日欠かさず更新を続けた結果、文章書く筋(文章書く筋って何)が発達して、書くことへの抵抗が減り、文章を書くスピードや、自分らしい言葉のリズムなどがだいぶ確立されてきたように感じます。


とは言え、文章力を上げるために毎日更新!と思っていたわけではなく、どちらかと言えば、「毎日更新し続けるようになったら、どんな自分になっているだろう?どんなことが起こるだろう?」みたいな思いで書いていたのですよね。

結果的に、前よりも文章を書く力がついて、表現したいことを自由に文章化できるようになったことに後から気づいたのです。


ここで「量質転化(=量を重ねることで質が向上する)」の話を書いたのですが、これも同じことを別角度から話してます。

創作の「質」と「量」に対する考え方

創作の「質」と「量」に対する考え方

創作する上での「量質転化」についての考えをまとめました。




量産の次のステップ



それを踏まえた次のステップとして、量でなく質を追う、というところを求めてもいいのかなぁ、と思うようになりました。

書こうと思えば何かしらひねり出して書ける、というのはわかったので、次はその純度を高めること。

これは今までとは逆に、「書けない時は無理に書こうとしない」という昨日の記事に書いた行動を選ぶ必要が出てくる、というわけですね。



量を追うか、質を追うか。

創作において、どちらのアプローチから入ってもいいと思うのですが、頭打ち感が出てきたり、もっと成長したいな、と思ったタイミングで、これまでと真逆のアプローチを取ることが効果的だと感じます。


70点くらいのクオリティでもいいので、いっぱい出すことを最優先にやってきたなら、時間をかけていいので、100点のクオリティのものを作ってみる。

自分が100点だと心から納得できるものができて、初めて完成とすることが多かったのなら、70点、下手したら50点くらいのものでもいいので、とにかく素早く、たくさん仕上げることを意識してみる。



おそらく、真逆のアプローチを取ろうとする時に、抵抗感と言い訳が山ほど出てくると思います。
今まで信じてきた信条をひっくり返して行動することになるので。

私自身、文章は量>質、絵は質>量で作ることが多かったのですが、最近どちらも逆をやろうとしており、おえおえしています笑

そんな時は、抵抗感を味わいながらも、やったことのない方にしぶしぶ(笑)一歩踏み出してみるのが吉です。



しぶしぶがいいぞという話は、こちらからもどうぞ。

未知に飛び込んで、自分の世界を広げるための考え方

未知に飛び込んで、自分の世界を広げるための考え方

ちょっと疑いながらも、しぶしぶやってみることが、新しい世界に一歩踏み出すコツだというお話です。




まとめ

創作において、量を求めること、質を求めること。

バランスよく成長するには、どちらの視点も大事ではないかなと思うのです。