ICE(ドイツの高速鉄道)に乗って、フランクフルトへ武術稽古に行ってきました。

今回は、少しグレードアップして往復ともに一等車に乗ってみることに。



ICEに乗ろう

ミュンヘンのホームの様子はこんな感じ。

ミュンヘンの中央駅ホーム

ミュンヘンの中央駅ホーム

ICE

ICE
静かにすごせる車両もあります



ICEの一等車について

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
足元が広い!
あと頭の部分がほどよくふかふかで心地よいです

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
四人掛け席もあります

ドイツ高速鉄道ICE、一等車

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
一人掛けの席も。

ドイツ高速鉄道ICE、一等車

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
この座席表示がトリッキーなんです(後述)

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
掲示板が割と最新式

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
足元ひろびろ

ドイツ高速鉄道ICE、二等車
見づらいのですが、この先が二等車両です。
一等車に比べて足元が狭く、けっこうつめつめの感じでした

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
足元が広い分、机が少し遠い

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
時速300kmくらい出る。

ドイツ高速鉄道ICE、一等車
クッキーのばらまきタイムがあった(このあともう一回来た)
飛行機などとは違うので、飲み物などのサービスはありません

ちなみに車内はやや肌寒いので、羽織るものがあるといいかも。

また、写真を撮りそびれたのですが、食堂車両もついています。



ICEの難点

一等車の問題というより、そもそもICE全般についてのコメントになります。

乗り方がわかりにくい

座席は事前指定ではありません(しようと思えば有料でできるみたい?今回その方法が見つけられず、そのまま指定なしで乗りました)。

乗ってから、座席に書いてある表示を見て、空席を探します。

ドイツ高速鉄道ICE、座席


たとえば上記のように書いてあったら、ミュンヘン〜フランクフルト間は、誰かが乗ってくることを示しています(逆に言えばそれまでは自由に座っていて大丈夫)。
ので、空欄になっている席か、自分が乗る範囲外の駅が指定されている座席に座る必要があります

ただ、たとえばもしミュンヘンから乗って、上記のようにミュンヘン〜フランクフルト間の表示が出ている座席があったとしても、出発後にそこに他の人が誰も来なければ、自分の席として上書きして乗ることができます

...いや、ややこしいわ!!!

ということで、割と初見殺しのサービスになっています。


Wi-fiが遅い

これは仕方ないのかな...
無料Wi-fiサービスはついているものの、しょっちゅう途切れ、だいぶ遅いです。

YouTubeで音楽を聴きつつ、ブログを書き、ローカルで個人開発しながら移動していたのですが、
・動画が比較的頻繁に途切れる
・調べ物をしている最中の検索Webページが、なかなか表示されないことがある
・Bloggerで写真を上げようとすると、アップロードに割と時間がかかる
という感じでした。

あと、Blogger APIを叩くサイトを作っていたのですが、頻繁にエラーが出ていました。まぁそりゃそうでしょうね。

ということで、ICEの乗りながらの開発作業はやや無理がありそうです。


遅れる

とにかく時間通りに動いてくれないことで有名なドイツ鉄道...

武術サークルのフランクフルト支部メンバーにも、「ICEで来たの?遅れないといいね...」とfingers crossedされました。

結果、行きは問題なかったものの、帰りは40分遅れ。
逆に40分に収まったことが奇跡かもしれません。
同じミュンヘン行きの別の電車は、フランクフルトに着いた時点で1時間遅れ + ここからさらに1時間遅れる予定、と駅員さんが言ってたので。
(追記: 車内で救急患者が出て、さらに20分遅れ、結果計1時間遅れました)



まとめ

ICEの一等車は割と快適ではありましたが、Wi-fiの接続不良や机の配置などの理由から、ガッツリ作業に集中しながら移動するというのには、やや不向きかなと思いました。

逆に、ゆったり足を伸ばして、ひろびろとリラックスしながら過ごすのにはかなり快適です。
ということで、疲労度が割と限界突破してますし、これを予約投稿したらのんびり一眠りしようと思います( ˘ω˘ )
(追記: よく眠れた)