やらないといけないことがあると、どうしてもそのことが気がかりで、好きなことを楽しめない。だから、それを先に片付けておかないと…と焦って、結局TODOに追われて、休めなかったり、自分の時間を楽しめなかったりする

と、いう話を聞くことがあります。



どうしたらいいのか


はい。もう書いてた。


「いつか」楽になる夢見て、目の前のやることを片付けていくとしましょう。
でも、片付けた先の未来で、あなたはきっと更に先にある「いつか」を夢見ながら、やることに追われているはずです。

だって現に、今この瞬間は、以前夢見た「いつか」のはずなのに、今も「いつか」のためにやることに追われているでしょう?


なんのためにつらいことを片付けているのか?というと、その先で好物を味わいたいからです。


となると、考えるべきポイントは、

・つらいことを全部片付けなくても、好物を味わうことってできないのだろうか?

・つらいことを全部片付ける前に好物を楽しんでしまったら、何か問題が起こるのだろうか?

・そもそもその「つらいこと」って、やりたいことを後回しにしてでも、今やる必要があることなのか?


というところです。

これらの答えが、幻の「いつか」に目を向けさせて、「今」楽しむことを阻んでいる原因のはずです。


やるべきことを全部片付けないと、好きなことを楽しめない人のための考え方

やるべきことを全部片付けないと、好きなことを楽しめない人のための考え方

やるべきことを全部片付けないと、好きなことを楽しめない人のための考え方をまとめました。




自分の経験上、そうやって早めに片付けておいて、実際に後で楽になれることってあまりないな、と気づいたんですよね。
後になったらなったで、また別のことを片付けきゃ、と苦しんでいたりして笑

ですので、なんだか進まないな、という時は一旦傍に置いておくことにしたのです。
名付けて、「できない時、あえてやらないチャレンジ」(今命名した)。


やりたい時にやれば、テンションが上がったまま一気に進められるので、効率良く、スムーズに進むぞ!と感じたのです。

ブログもそうですし、その他、趣味の開発や創作活動は、最近ずっとこんな感じで進めています。

やりたい時にガッとやる。できない時には無理にやらない。

テンションが上がった時にやるのが、一番早くてスムーズで快適なんですね。 


後で楽しようと、いくら前倒しでタスクを片付けても、楽にならない時の考え方

後で楽しようと、いくら前倒しでタスクを片付けても、楽にならない時の考え方

やりたい時にガッとやって、できない時にやらないことが最短最速のルートなのでは?と感じたお話です。





…これで終わりだとあまりに呆気ないので、もう少し補足しましょう。


先にやっておかなききゃならないことを脇に置くことはわかった。けれど、やっぱり不安や焦りが湧いてしまって、今楽しめない
ということもありますよね。


そういう時は、不安をだらだらと言語化して書くことがおすすめです。

「あ〜やばいやばい間に合わなかったらどうしよう」「いつまでにやればいいんだっけ。本当に間に合うんだろうか」など、ぐるぐるする頭の中の独り言をそのまま書き出すのです。


不安をずっと頭の中に留めてなんとか処理しようとするから、ぐるぐるでいっぱいになってしまうんですよね(解決策などは考えなくていいので、ただ今頭の中で流れている言葉たちの出口を作ってあげる感じ)。
さっさと書いて、頭の中に保持している心配事を外に出してしまいましょう。

なんともないふりをして、不安を頭の奥に押し込めておこうとするから消えにくいのであって、ちゃんと書いて、そこに不安が「ある」とを見届ければ、だいぶ落ち着いてきます。

その上で、今を楽しむことに意識を向け直すことです。


普段から、「楽しんでいいのはやるべきことを全部片したあと」をモットーにしている人にとって、このやりたいことを先にやる戦法は最初すごく居心地が悪いと思います。

でも、あえてそれをしてみて、意外となんとかなったな、という体験を重ねるのが大事。
そうすることで、片付けるべきことを先に片付けるという選択も、片付けるべきことは後回しにして今を楽しむという選択も、どちらもフラットに選べるようになるので。



まとめ

やらないといけないことが気がかりになっちゃう気持ちは本当よくわかります。私もそうでしたし、今も時々その焦りが顔を出します。

が、「今を楽しむ」スキルを身につけていくことで、やらなきゃいけないことに追われるのではなく、やるべきこととやりたいことのどちらをしたいか、だんだんと主体的に選んでいけるようになるのかなと思います。