マルチ・ポテンシャライトな仲間に出会いたい〜!
一緒に遊んだり、何か作ったりしてわいわいしたいよ〜!
...で、そんな人とはどこで出会えるの?????
リアルイベントに参加しよう
イベントで仲間を作る
この一年いろいろ試して、リアルで会うことの威力を強く感じました。
興味のある分野のイベントや展示会などに直接足を運び、そこで自分のしていることについて話したり、自分の作っているものを見せたりする。
これが最強のソリューションな気がします。
なぜオンラインでなく、リアルか?
なんでもオンラインで済ませられるご時世。なのにわざわざリアルな場所に自分の体を持っていく、という労力をかけている人、つまりかなりモチベーションが高い人が、高確率でリアルイベントには集まってくるからです。
たとえば今年、私は未来のテクノロジー・科学をテーマにしたカンファレンスのお手伝いに行ったのですが、そこで展示をしていたVRクリエイターさんとすっかり意気投合しました。

未来の祭典!Festival der Zukunftに行ってみた!
Festival der Zukunftというイベントに参加した日記です。
彼女ももともとバックエンドエンジニアだったのですが、もっとクリエイティブなことをしたい!と仕事を辞め、外国人が漢字を学べる絵本を作ったり、独学で李白の詩をテーマにした美しいVR作品を作ったりと、非常に精力的です。
たった数回しか会っていないのに、なんだか不思議なくらい、数十年来の親友のように仲良くなって、お互いに会うたびに創作のアイデアやモチベーションを高め合っています。
私は、どちらかと言えば人と仲良くなるのに時間がかかる方です。
それなのに、彼女とはすぐ仲良くなれたのは何故だろう?と考えた時、彼女とは、関係を構築してから少しずつ好きなものの話をするのでなく、いきなり好きなものの話をして関係が始まったので、あっという間に仲良くなれたのだ、と思いました。
これ、割と大事なポイントなんじゃないかな。
イベントに参加して仲間作りがうまくいく時、いかない時
もちろん、イベントに行けば必ず友達ができるとは限りません。
面白い人には会えたけど先の関係が続かなかった、あるいはピンとくる人には出会えなかった、ということも少なからずあります。
この境目はなんだろう?
運や縁やタイミングとしか言いようがない部分もあるのですが、ただ一つ言えるのは、自分が「これいいよね!面白いよね!」を正直に出せてるかどうかは大きい気はします。
控えめに参加していれば、控えめな出会いしか生まれにくいもの。
熱量高く自分のワクワクについて話すことができたら、そこから交流の芽が育っていきます。
だからこそ、自分が語りたくてたまらないような、好きな分野のイベントに顔を出すのが大事です。
地引網みたいに総当たりで大量の人に出会う!という戦法に比べたら、気になる分野のイベントに足を運んでコミュニケーションを取ることは、ずっと精度高く、フィーリングの合う人に出会いやすい感覚があります。
"専門家"として参加しよう
もう一歩踏み込んだ、上級者向けの方法。
"専門家"としてイベントに参加する、というのは結構おすすめです。
登壇したり、展示したり。参加者ではなく、出展側として参加するのです。
"専門家"として立つと、なぜいいのか
え?「マルチ・ポテンシャライトだから専門性も何もない」って?
マルチ・ポテンシャライトだからこその切り口が強みであり、専門性になるんです。
たとえば私はゲームショウに登壇しに行ったことがあるのですが、その時にはゲームの開発やデザイン、マーケティングやプロジェクト管理のプロフェッショナルに囲まれた中で、「切り絵とARを組み合わせてます」というおもしろクリエイターとして参加していました。
Game Access 3日目〜前半戦〜
Brnoで開催されたゲームショウ、Game Accessの参加記録をまとめました。
デジタルのゲームの世界なのに、アナログのことを組み合わせている。
このマルチ・ポテンシャライト的な橋渡しの部分が、専門性であり強みとして、めずらしがられます。
登壇者の中で、どう考えても一人だけめちゃくちゃ浮いてたのですが、浮いていたからこそ、インパクトもあったと思います。
"専門家"として参加することの最大のメリットは、何かしら親和性を感じたり、興味を持ってくれた人が、もっと話を聞きたい!と自然と集まって来やすいことです。
自分が参加者としてさまざまな人に話しかけいくよりも、作品やプレゼンテーションを旗のように高く掲げ、「気になる人はここに集まれ〜!」とした方が、ノリが合う人が楽に、しかも高確率で集まりやすいって算段です。
こだわりを伝えよう
特に大事なポイントは、自分の思想や、こだわり、大事にしていることをわかりやすく人に伝えることだと思います(なので、話す=登壇っていう手法は特に有効だと感じます)。説明が苦手だとしても、「こだわりポイントを可視化する」こともできるでしょう。
たとえば、過去に切り絵のポイント&クリックゲームをゲームショウで展示した時、実物の切り絵を横に並べました。
ただゲーム画面を映したディスプレイだけ置いても、初見の人には「切り絵っぽい質感のデジタル画像」としか見てもらえません。本物の切り絵を作っていて、手作りの紙のぬくもりを大事にしているよ、と伝えるために、実物を展示しておいたのです。
どうやって出展者になるか
どうやって出展側として参加したらいいか?
イベントを探して、応募しましょう。
出展料を払えばいいだけのところもあれば、審査がある場合もあります。
ですが、応募さえしてしまえば、もう"専門家"として人にものを見せる第一歩を踏み出せます。
いきなり大きなイベントに行かずとも、すごくマイナーで小さなイベントから始めて、成功体験を積んでいくのがおすすめ。必要なのは、"専門家"として立つための、ほんのちょっとの勇気です。
たとえばエンジニア界隈だと、LT(ライトニングトーク)イベントというものがあるのですが、そういうところに参加してみるのもありかなと。
まとめ
マルチ・ポテンシャライトが仲間を見つけるには、興味のあるリアルイベントに参加するのがおすすめ、というお話でした。
でも...そうは言っても、近くでリアルイベントがない。
もっと手軽にオンラインで出会えないか?
というあなたのために、次回はオンラインで人とマッチングする方法について考えたいと思います。




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