前回の記事では、リアルな場に行くことが仲間探しには有効、という話をしましたが、今回はオンラインで人と繋がるための考え方について書きたいと思います。
オンラインで出会うために発信しよう
そこで大事になってくるのは、やはり発信なのかな、と思います。
いくら頭の中で、これが好き、これが面白い...と思っていても、それを外に出さねば人には伝わらない。
オンラインで繋がっていこうとするならば、文章なり音声なり動画なりにまとめて、ネットの海に流さなければ、それは誰にも届かない。
そんなこと言ったって、発信が死ぬほど苦手だよ〜!
影織さんは山ほどブログを書いてるけど、そんなに言語化できないよ〜!
...という声を聞くことがあります。
しかし最近になって、私はただブログを山ほど書いて発信するだけでは人と繋がれない、という結論に至りました。
そこで、ただ数撃つだけでない、人と繋がるための「発信」についてもう少し考えてみます。
発信だけではダメな理由
確かに私は、このブログに2300記事以上もの記事を書いて来たのですが、大量に発信するだけでなく交流が大事なのだ、とようやく最近になって気づきました。
どういうことか。
私の「発信」は、感じたことや考えたことを、Bloggerブログ からボトルメールのようにひたすら放流するスタイルでした。
しかし受け取った人に、「うちの孤島においでよ」とも「一緒に遊ぼう」とも「孤島産のお土産を買いにおいでよ」とも、一言も言ってなかったのです。
ボトルメールを受け取った人は、受け取った後どうしたらいいんだろうね?
きみ、さらさら人呼ぶ気ないよね?
このブログは、完全に自分のための言語化遍歴であり、ついでに誰かの役に立てばいい、という気持ちベースで運営していたのですが、この来るものは拒まないボトルメール戦法だけでは、あまりにも仲間探しには不向きだということに、2000記事以上書いて、ようやく気づいたのです。
数撃ちゃ当たる?
確かにそうかもしれないけど、それだけで人と繋がれるものではない。
これだけ数撃ってきた人が言うんだから、間違いないです。えぇ。
「交流」する
人がいるところに行こう
交わり、流れると書いて交流。
人が交わり、情報が流れるところに行きましょう。Bloggerなんて孤島には、人はほとんど来ないんだわ。
ということで、私は最近noteに出没しています。そこには読者が集まっているから。

影織|note
AR開発 / 切り絵 / ノート術コーチング ARで物語を現実に重ね、 紙からかたちを切り出し、 ノート術で言葉にならない本音を引き出す。 見えない世界を、見えるかたちにする。
コメントする、いいねする
記事を読み、コメントをつけたり、いいねをしてみましょう。
と言っても、妖怪いいね連打(botのごとくいいねしまくる)や、妖怪挨拶回り(謎に元気な挨拶とともに、自身の記事を宣伝する)になれって話じゃないです。
だって、自分の心に嘘ついて「いいね!」と言った人とつながれたとしても、1mmも嬉しくないでしょ。
記事を読んでみて、自分が本当にいいなと思ったものにいいねをしたり、面白いと思った部分の感想を送ったりするってことです。
自分のフォロワー数や閲覧数を増やすためではなくって、面白い人、フィーリングの合う人を探して、ゆるいつながりを持つために、こちらから話しかけに行くのです。
以前、ある方のnoteの記事にコメントした時のこと。
その方は、私の記事を読んでくださったようで、「マルチ・ポテンシャライトというワードを初めて知った。これは自分が理想とする生き方で、もっといろいろなことに挑戦していきたいと思っていた矢先に出会えてよかった」という旨のコメントを送ってくださったことがありました。
それがすごく嬉しかったんですよね。
自分から働きかけなければ、こんな交流が生まれることはなかったと思ったので。
同時に、「どこかにまだ見ぬ自分の記事を待っている人がいるんだな、その人たちの元へもっと繋がりに行こう」と、すごく勇気をもらったのです。
自分のブログでも、たまに丁寧にコメントを寄せてくださる人もいました。
が、やはりただ記事を置いて待っているだけでいるより、こちらから話しかけに行く方が、交流が生まれやすいのは間違いない。
はじめましての人に届けることを意識する
他にも、自分で読んで「この人なんかおもろいな」「この人と友達になりたいな」「もっと見ていたいな」と思えるような場としてnoteが機能しているか?を、常に意識してます。
記事の文章だけでなく、アイキャッチを見やすくしたり、タイトルや動線を考えたりね。
ヒントは自分が思わずフォローしたりいいねしたりした人や記事に隠されています。
なんでフォロー・いいねしたくなったのか?を分析してみると、自分にとって居心地の良い、人とつながりやすい発信のかたちが見えてくるかもしれません。
まとめ
とはいえ、noteは私も使い始めたばかり。さらなる検証が必要です。
ただ文章を上手に書く、たくさん記事を出す、という一方的な発信でなく、自分から「交流」しに行くという観点で動くのがオススメというお話でした。
次回は「マルチ・ポテンシャライトが「早く終わらせたい」と思う時の対処法」というタイトルでお話しします。





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