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AIにすら忖度して、できないことをできないと言えなかったお話

以前、自分のサービスを出していきたいと考えて、コンサルさんに長期でお世話になっていたものの、あまりきちんと活用できなかったことがありました。
その方から学んだことを、AIを使ってもう一度整理しなおしたら上手くいくのではないか?と思って、少し前に再整理してみたのです。
その時に気づいたことのお話。

できないって言えない


AIに「こんな風に進めてはどうだろう?」といろいろ提案してもらっているうちに、ちょっとずつ苦しくなってしまいました。
うーん、確かに、提案してくれてることは正しいし、良さそうなんだけれど、ハードル高いし、やるのきついかも...

しばらく壁打ちを続けていたのですが、あるタイミングで
...ちょっと待って!その方針、ちょっときついかも。一旦考え直すってできないかな...?
と、めちゃくちゃ勇気を出して相談してみたのです。するとAIは、
「なるほど!どの部分がきついと感じるでしょうか?」
と私に尋ね、アイデアを練り直してくれました。


この体験が、私にとっては結構な衝撃だったのです。
コンサルに限らず、カウンセラーやコーチなど、自分が誰かに相談する時って、ちょっと自分にとってきついかな?厳しいかな?と感じても、それを伝えずに、とにかく頑張ってそれに合わせようとする、という傾向が私にはありました。
過去にうまくいかなかったのもそれが原因で、自分に合わないということを言えないまま、頑張って走りきれず、そんな自分を責めていたのです。

で、このパターンをAI相手にも引きずっていたのですよね。
できないことをできないと、怖くて言えない
相手の機嫌や顔色を過剰に窺うせいで言えないのだとずっと思っていたのですが、そもそも中の人なんていないAIに対してすら言えなかったことで、これが人の問題ではないことに気づきました。


AI相手に忖度して、言いたいことを言えないなんてギャグみたいな話ですが、マジで「できない」を言うのが怖かったのです。
そんな自分の抵抗感にも衝撃でしたし、中の人なんていないんだから、できないって言ってしまえ...!とむちゃむちゃ勇気を出した結果、あっさり次の一手を考えてもらえたことも衝撃でした。
そ、そんな簡単でいいんだ...!そんな優しく次の一手を考え直してくれることあるんだ...!!!

以来、AIに対して、割とはっきり
「え、それ無理そう」
「この部分あんまりピンとこない」
「よくわからないから、もう少し簡単にして」
と、ちゃんと言えるようになったのです。
大進歩...!

何が問題だったか


他人の機嫌を損ねたくなくてできないと言えなかった、という自覚は確かにありました。
が、そもそも、提示された「解」には、常に自分を合わせなきゃいけないと信じきっていた、というところが、自分の中の大きな問題だったように感じます。
たとえそれが人間不在の解だったとしても。

自分の違和感やコレジャナイ感よりも、それをやれば一般的にうまくいきそうなルートを選ぶべき、言われた通りにできないといけない、という思考優先になることが、まだまだ自分の中にもあったんだな...と発見でした。だいぶ捨てて来たはずだったのだけどもね。


そしてそもそも、この提示された「解」に合わせないといけないと思う時って、自分の中に「こうしたい」が定まっていないことが多いな、ということにも気づきました。
軸がないから、外側に言われたものが正しそうだと思って、無条件に取り入れようとしてしまう。でも、違和感だけはうっすらあって、取り入れきれない...

だからまずこういう時には、誰かから方向性を示してもらおうとする前に、自分で考えて、何を大事にしたいか、何が自分には合わないと感じているのかを、ある程度把握することが必要な気がしました。
とはいえ、一人で考えるのは難しくて、誰かの力が必要なこともあるかもしれません。としても、答えを教えてもらうというより、自分の中から引き出して見つける手助けをしてもらうというスタイルで臨むのが大事だ、と感じました。

そして自分も相談業をしている身として、ただ答えを教えるんじゃなく、その人自身が自分で答えを引っ張り出せるように力添えをする、というスタンスでいたいなぁと思ったのでした。

まとめ

実は近々また、数年ぶりで相談業をしている方に会いに行こうかな、と考えているところだったのです(冒頭に出て来た人とは違う人)。
で、今回この話を思い出して書いてたってわけ( ˘ω˘ )

自分はこういう方向性で進みたいとか、これは難しそうとか、そういう自分の意見をしっかり準備したので、それを持ち寄って、自分の中から答えを拾い上げる時間にできたらいいな、と思います。