自己否定の体験


ここ最近、とりわけ強く体型や見た目などの自己否定が出てきたな〜と気になっていました。


その気持ちを見ていったら、

「自分の身体に興味を持ってほしい。身体を大事にすることで、今後いい感じになっていくから」

自己否定があることで、その分野に強く興味関心を持ち、フォーカスするから、わざわざ自己否定しているんだ」

という思いが出てきたんですね。


そういえばここ最近、ボディワーク系の情報を目にしたり、人に教えてもらったり、ということがよくありました。

気にしているから情報が入ってきたのか、
情報を入れたから気にするようになったのか、

卵が先か鶏が先かはわからないのですが、
自分の身体に意識を向ける、という流れが来ているのはどうやら間違いないようです。



自己否定の目的

この一連のくだりで特に面白いな、と感じたのが、
自己否定があることで、そこに注力する
という発見でした。


自己否定は、自分を傷つけるだけの行為で、してもいいことがない。
自己否定は自己肯定感を下げるから、しない方がいい。
...などと聞きますが、実は自己否定してしまうところに、案外ポジティブな理由が隠れていたんだな、と気づいたのです。


マイナスな状態がダメだ、嫌だ、としっかり絶望して、それをなんとかしようと思うから、前進するエネルギーになるんですね。


やる気の着火剤としての自己否定

もちろん、自己否定を繰り返しながら、自分の尻を叩いて動かし続けるようなエネルギーの出し方だと、いずれ枯渇していくでしょう(前にやってたけど、辛かった)。


けれど、瞬間的なエネルギーを得るために自己否定を使うやり方も、一つの手なのかも、と思ったのです。
重い腰を上げるための、やる気の着火剤のように使うことができるというわけですね。



まとめ

自己否定を、瞬間的な推進力として使ってみる。

自分のこの部分が嫌だ!と思ったら、それをプラスに転じるために動き出すエネルギーの起爆剤として使ってみる。

そんなことができるかも、と考えると、自己否定は必ずしも悪ではないのだな...と感じたのでした。



※使用上の注意

日常的に自己否定、自分へのダメ出しをしてしまう人へ。

今回紹介したやり方の前に、まず否定をやめて、自分を大いに肯定するところから始めることをオススメします。

自分を肯定も否定もできるようになることで、否定のエネルギーもうまく使っていけるのかな、と思います。