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埋めたことすら忘れたどんぐりが、芽吹いて繋がるとき

前回記事で書いていたプレゼン、無事に終わりました。
よかった〜!
後日、写真が届いたらまた記事にまとめます。


さて。
数ヶ月後にポーランドに移住を控えているため(唐突)、ここ最近、ポーランド語の勉強を始めています。

その中で考えたことのお話をしようと思います。

モチベが高いのなんでだろう?

私は過去にイタリアに住んでいて、現在ドイツに住んでいるため、イタリア語とドイツ語を学んできました。
イタリアでは、滞在許可証の発行のために語学レベルの証明が必要だったため、学校に通って資格を取ったのですが、ドイツではそれが不要だったため、ふわっと簡単な日常会話ができるくらいのレベルまでゆるく独学していました。

イタリア語もドイツ語も、現地に住み始めてから半分しぶしぶ学び始めたのですが、今回はなぜか、移住前からちょっと楽しく勉強を始められているのですよね。
モチベが高いの、なんでだろー?


まず一つには、いい教材が手に入ったから、というのがあると思います。
みんな大好きニューエクスプレス。やっぱこれだねニューエクスプレス。

が、何より大きいのが、大学4年間でロシア語を割としっかりやった記憶の貯金が残っていて、そのおかげでめちゃくちゃとっつきやすいということがあると思います。


ポーランド語って結構しんどい。
ニューエクスプレス冒頭で、「Are you hungry?にあたるポーランド語は、youが親しい相手か否か、男性か女性か、単数か複数かによって全部で9通りある」と書いてあって、第1課に入る前に心が折れかけました。

ここでめげずに勉強を進めてみると、ポーランド語の名詞格変化は7つあることがわかりました。日本語で言うところの「てにをは」の部分が、格変化で表されて、名詞の語尾が変化するのです。
なので、単語1つに対して、基本的に形が14通り(単数7つ + 複数7つ)があり、それが性別で変化の法則が変わります。性別は男性・女性・中性、ついでに男性は人間・動物・無生物で分岐します。ワァ...

でも。でもでも!
ロシア語は格変化が6つで、ほぼ同じです。男性名詞を生物か無生物かで分けるところも似ていますし、ちゃんと男・女・中性があります。そして変化後の音はかなり似ています。
なので、転校先で昔の幼馴染と数年ぶりに再会を果たしたような心持ちです。あぁ〜〜っ!あの時の〜〜!(きらきらお目目)


そして、今やAIという心強い味方がいる。
ニューエクスプレスで学んだ文法知識をベースに、疑問に思ったところやうまく整理できなかったところを、ロシア語と比較して教えてもらったり、
ポーランド語学習
A1(基礎)レベルの単語を組み合わせてドリルを作るようお願いして、復習を手伝ってもらったりしています。
ポーランド語学習

ポーランド語学習

これ、たのしいっ!!✌︎('ω'✌︎ )

点と点の知識がつながること

ラテン語系のイタリア語も、ゲルマン語系のドイツ語も、習い始めた時はゼロベースの知識でスタートしなければならなかったので、なかなか大変でした。
が、今回、ロシア語というスラブ語系の知識がうっすらと残っていたからこそ、過去の知識がつながっていく体験ができて、すごく楽しく学べているのではないか、と思います。
(...と考えると、もし今後スペイン語やオランダ語を学んだら、楽しくなるのかも?)

思えば、先日使った11tyという静的サイトジェネレーターも、構文は過去に使ったことのあるDjangoというpythonのフレームワークと似ていて、スムーズに導入できました。
また、Live2Dでアニメーションを作っていた経験があったからこそ、Blenderでアニメーションを触ってみた時に、キーフレームの概念を素早く理解できたこともありました。


差異と、反復。
お隣さん同士のトピックをまたいで学びながら、ここが似ていて既存の知識を使える、ここが違って新しい発見、と引き出しを開けながら楽しんで学べているのではなかろうか。
そうする中で、自分の中に新しい知識のネットワークが編み上がっていくのを見ているのが楽しいのだと思います。


マルチポテンシャライトをしていると、あれもこれも手を出して、積み上がらない努力を積み上げては途中で引き返しているのではないか、という疑いがよく湧いてきます。砂の城を作っては更地に戻すような...賽の河原のような...

でも、本当にそうなのかしら。
極めるところまで学び切ってはいないかもしれないけれど、過去に身につけたものが、どこか別のところで形を変えて出てくることもあるのかな、と思います。

ロシア語を学んだ時は、自分がポーランド語をやる未来があるなんて思いもしなかったように、あらかじめ先を見越した伏線を張ることは難しいかもしれません。
が、リスが隠したどんぐりがたまたま芽を出すように、過去の経験がふとした瞬間に日の目を見て、繋がる面白さを体感できる瞬間もあるのかな、と思うのです。

そう考えたら、いろんな知識をかじってみるのも悪くないかな。

まとめ

過去の知識を引っ張り出しながら、差異と反復を楽しむのって、ワクワクする。
埋めたことすら忘れたどんぐりが芽吹いて、そこに緑地ができたみたいだ。

ポーランド語も、このどんぐりモチベを上手に活かして、楽しく充実させていけたらいいな、と思います。