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創作意欲を失って迷ったら、モチベの源泉につながり直そう

ここ数日、VRで作ろうとしていた作品のストーリーの抜本改定を進めています。

今日はその中で気づいたことのお話をしたいと思います。


モチベの消失

改定を進めようとしているのは、カンディンスキーをテーマにしたゲームです。
元々、彼の絵を見て、色彩・形と音が紐づく共感覚的な理論をVR空間で学んで、その絵をもとに自分で絵を描いて、その中に入る、という体験の流れを設計していました。
別プロジェクトがひと段落したので、いざそろそろこのVR開発を始動するか、と思ったのですが、正直モチベがほぼ湧かなくなっていたのです。えっ!?( 'ω')

...なんだろう。このまま作り始めて、本当に完成を楽しみに思えるかな。
この体験の開発って、走り切りたいと思えるくらいワクワクできてる?本当に?
.........えっとぉ............正直、何が面白いんだこれって気持ち........................(爆)

って、ディレクターの私が低いままのモチベで、本当にみんなを引っ張っていけるとお思いで??
無理だろ。


じゃあどんなVRを作りたいのか

多分、このままスタートしてしまったら、プロジェクトが死ぬ。
超頑張って走り切れたとしても、私の心が死ぬ。
ビジョンを示す私が、誰より一番ワクワクと方向性を示せないのだとしたら、作品にエネルギーや情熱はきっと乗らない。


じゃあ、私は一体どういうものを作りたいのだろう。

と悩む中で、つい先日、Festival der Zukunftというイベントの中で見た、"Eddie and I"というVR作品のことを思い出しました。
Festival der Zukunft & Museum Fünf Kontinenteの100周年記念イベントでVRを展示してきた | 影織文庫

Festival der Zukunft & Museum Fünf Kontinenteの100周年記念イベントでVRを展示してきた | 影織文庫

Festival der Zukunft & Museum Fünf Kontinenteの100周年記念イベントでVRを展示してきた日記です。


プレイヤーはイマジナリーフレンドに扮して、耳の聞こえない少年と手話でお話しながら進んでいきます。
これがめちゃくちゃ印象深く残っていたのですよね。
作品の中で、手話のやり方を真正面から学ぶのではなく、物語に浸っているうちに、自然と楽しく手話を学べたのです。
ストーリーの世界の中で、気づいたら学べてしまって、心にあったかいものが残る形。こういうの作りたいんだ私は!!

それに気づいて、改めて作品の方向性を考え直したら、かなりスムーズに方向性が決まったのですね。

自分のモチベの源泉に帰ろう

個人開発ならともかく、今回はチーム開発ということもあり、また2027年にこの作品を展示しようという話も少しずつ進み始めてはいたので、自分のモチベがめちゃくちゃ低下していたことに気づいてしまった時は、正直ちょっと...いや、割と焦りました。

つまんないからこのプロジェクトはなかったことにします、ってごめんなさいする?
つまんないけど、黙って我慢して進める?
結論、第三の選択肢として、「プロジェクトの方向性を考え直し、やる気に再点火する」という選択肢を選んだのです。

一旦更地に戻して練り直すと決めた時、一瞬、「またゼロから考えるの?」と気が重くはなりました。が、モチベの源泉に辿り着いた時、その憂鬱さが吹っ飛んで、あの部分はどう繋げよう、この部分はどう表現しようかなと考えるのがすごく楽しい状態に入れたのですよね。


この中で、創作って、自分のモチベの源泉とちゃんとつながっていることが大事だよな、と思ったのです。
これを形にできたらいいな、この部分を表現したいな、という情熱が核になって、そこに連鎖するようにアイデアがくっついて、結晶のように作品は育っていくのではないだろうか。


「モチベがなくなる」って、一見悪いことのように見えます。
が、それって、根性なしとか飽きっぽいという性格の問題というよりは、情熱の核を見失っているサインなのではないかな、と思います。
だからこそ、そんな時は、自分が何を表現したいのか?という問いに立ち戻ることの大事さを感じます。

まとめ

創作意欲を失って迷ってしまった時は、モチベの源泉につながり直すのが大事というお話でした。

ストーリーがしっかり固まったら、またどこかのタイミングで記事に書けたらいいなと思います。
楽しくチームを引っ張って、作品を形にしていけたらいいな。