自分は何も変化していない、成長していない…
というしょんぼりした思いや、焦りにとらわれることがあります。


変化も成長も知らぬ間に起こっている

私の場合、移住直後は、家の周りを一人で歩くだけでも(まして暗くなってから歩くだけでも)相当緊張して、帰宅するたびにぐったりしていました。ですが最近は慣れてきて、ちょっと考え事をしたり、のんびりペースを落として歩いたりできるようになりました(もちろん、スリなどには目を配りつつですが)。

それが具体的にいつから、何のきっかけでできるようになったか…はよくわかりません。気づいたら、警戒120%状態でなくても歩けるようになっていました。

同じように、
できなかったことができるようになること
慣れないことに慣れていくこと
わからなかったことがわかっていくこと
は、グラデーションのように移り変わって、気付けば当たり前になっていくものだと感じます。
だからこそ、そういった変化は見落としやすいもので、何も変わっていないように感じてしまうんですね。

変化や成長をめちゃくちゃドラマチックなもの(結婚したとか、出世したとか)と定義して、それだけを見つけようとすると、なかなか発見できず、人生に全然変化や成長がないように思われてしまいます。

でも、もっともっとささやかなことでも、
できなかったことができるようになること、
慣れないことに慣れていくこと、
わからなかったことがわかっていくこと、
それらを、いま当たり前になっていることの中から一つずつ見つけて認めていくことで、変化や成長が確かにあると気付いて、焦りから解放されるのではと思います。


まとめ

たとえ小さくても、当たり前に感じることでも、その中から変化、成長を一つずつ見出すこと。
焦る時は「ある」を見出したいと思います。