自分は何もしていないのではないかと焦りや不安でいっぱいになって、
あれもやった方がいいのでは、これもできた方がいいのでは、という思いでいろいろなことに手を出してみることがあります。
その結果、自分はどれも中途半端な奴...という虚しさや苛立ちを感じることがあります。

一方、作りたいもののアイデアをいろいろ思いついて、
そのためにはあれも知りたい、これも学んでみたいという思いでいろいろなことに手を出してみることがあります。
その結果、自分はいろいろ使える引き出しを持っているぞ、という自信や満足感を得ることがあります。

表面的な行動だけ見れば、「いろいろなことに手を出している」と同じなのに、結果得られる気持ちが真逆です。
それは、動機が違うからなんですよね。

不安から始めたことは、不足感を生み出して、
うきうき始めたことは、満足感を生み出している。

とすると、何をするかだけでなく、どんな気持ちで取り組むか、というのも、同じくらい重要なことなのではないかと思うのです。