新作小説、まもなく公開予定です!
今日はあらすじと、小説内より一部抜粋したまとめをお届けしましょう。

「人形たちの夢想曲」あらすじ


あらすじ

吟遊人形師のジャザリーは、人形に命を吹き込む不思議な力を持っている。

ジャザリーは、相方の人形のデーマとともに、各地を旅して回っては人形劇をして生計を立てていた。ジャザリーのギターラの演奏に合わせてデーマが語り、人形達がひとりでにいきいきと動く芝居は、大人にも子供にも大人気だった。


オスタルクの街で開催される年に一度の国際的なパフォーマンスフェスティバルで、ジャザリーはジャグラーのスタンに出会った。

人形の動く秘密を知りたがるスタンに、最初は警戒していたものの、何度も人形劇の公演にやってきて言葉を交わす内に、ジャザリーは少しずつ心を開いていく。


そうしてスタンとともにフェスティバルを楽しんでいたが、会期が終わりに差し掛かると、ジャザリーの中で何かが狂い始め、人形達が動かなくなっていく。

公演ができなくなってしまうかと思ったその時...


人形達の原動力はなんだったのか?
スタンとの出会いを経て、ジャザリーの中で何が変わったのか?

旅する吟遊人形師が、孤独な過去と向き合う物語。



発売予定

7月上旬にKindleにて発売予定です。

どうぞお楽しみに!