モヤモヤや落ち込みに効く「ウケるね」という視点

私は、ちょっとしたことですぐモヤモヤしたり、落ち込んだりしがちです。
これがうまくいかなかったらどうしよう。
あの人のこの言動はつまりこういうことなのでは。

そういうことがあるたび、よくパートナーに話すのですが、99%の確率で
「ウケるね!」
「面白いね!」
「(影織は)へんな生き物だね!」
と返されます。

かと言って「こんな事で落ち込むのはおかしい」「それは大した事じゃない」とか判断を下されるわけでもなく、ただただ面白がられるんですね。

別にウケないし面白くないもん( ‘ᾥ’ )
とすねると、さらに大ウケされます(なんで?笑)


昔は、「もっと共感して!心を込めて一緒に落ち込んで!」と思ったりもしたのですが、
最近は、ウケてもらえるとほっとするというか、気持ちが軽くなるな、と気付いたんですよね。

自分の悩んでいることは、よく考えると実は、自分が思うほど深刻じゃないな。
頭がいっぱいで、視野が狭くなっていたからとても苦しかったけど、見方を変えれば別に大した問題じゃないな。
無理やりの思い込みでなく、素直にそんな風に気持ちを切り替えて、立ち直りやすくなったのです。


自分が苦しい気持ちを、真正面から深刻に受け止めてもらう経験は本当に大事です(本当にめちゃくちゃ辛い時、自分の心に全く余裕がない時は特に)。
冒頭のやり取りを読んで、もし「ウケるなんて不謹慎!私の苦しみを軽んじられた気がする!」と感じる場合、きっといま、辛さで心がいっぱいなんだと思います。
そういう人は、このウケるね戦法より前に、安全な場所で誰かに辛さを吐き出して、しっかり受け止めてもらう必要があるかもしれません。


もしそうでなければ、このウケるね戦法は悩みにかなり効果的です。

抱えている悩みを人に話した時、常に深刻に受け止め続けられると、「自分の悩みは深刻なんだ」「人生には深刻な問題ばかり起こり続けるんだ」という思い込みを強化しかねません。

一方で、「それは大したことない」「そんな問題で苦しむのは無意味だ、気にする必要ない」みたいに、全く大したことないものと受け止め続けられることもまた苦しいものです。「自分の悩みなんて、自分の考えることなんて大した事ない」という思いを強化してしまうからです。

どちらも、方向性は真逆ですが、悩みの中身に対して、価値判断を下しているんですよね。
その悩みの中身は重大か、大した事ないか。

その点、冒頭の「ウケるね」は、悩んでいることそのものに対して向けられている言葉なんですよね。
悩みの中身はともかく、悩んでることがそもそもウケる。
すぐ悩む へんな生き物 面白い(575調で)。
だから、ウケることで、悩みの中身自体から視点を一つ高いところにずらし、そもそも悩まなくてもいいかもな、と気持ちを切り替えやすくなるのだと思うのです。


まとめ

悩みがあったら、悩んでること自体をウケてみる。すると不思議と気持ちが軽くなるかもしれませんよ。