マルチ・ポテンシャライトは飽きっぽい。
そのため、人と一緒にプロジェクトを進めていくことに対して、ハードルを感じやすいかもしれません。
でも、気の合う人と一緒に何かやってみたい。どうやったら「共創」を楽しめるだろう?
共創のハードルを下げてみる
「共創」と書きましたが、そもそも「プロジェクトを立てて、モノを一緒に完成させる」というルートにこだわらなくてもいいのかもしれない、と思います。
最近知り合ったVRクリエイターさんと、いつかコラボで何かできたらいいなぁとは思って話してはいるのですが、今のところ具体的な計画にはなっていません。
が、二人でカフェで話し込んで、アイデアを交換しているだけで、かなり満足度が高いのですよね。
先日も、抹茶ケーキを食べながら彼女と楽しい時間を過ごしていたのですが、その時にふと、
「...共同プロジェクトをしていなくても、この時間だって共創の一つの形では?」
と、感じたのです。
そもそも、どうして誰かと「共創」したいのか。
モノを作って、それを展示すること?完成品を販売してお金を稼ぐこと?
私の場合はそれよりも「お互いにアイデアを出しながら、わいわい議論したい」「共鳴しながらコミュニケーションしたい」と強く思っていることに気づきました。
もちろん、展示や販売ができたら御の字だけれど。それはあくまでおまけ。
作品を作った結果として何かを得たいというよりは、過程そのものを誰かと一緒に味わいたい、という気持ちが大きかったのです。
これ、必ずしも作品を完成させなくても味わえますよね。
お互いの作品を見せ合ってフィードバックを出し合ってもいい。
最近お互いが取り組んでいるプロジェクトについて、意見を尋ね合ってもいい。
美術館や博物館に一緒に行って、感想をシェアしてもいい。
お互いの興味を持ち寄って、自分の素直な言葉で語り出したら、そこにワクワクする時間が創出されている。
これってもう「共創」の第一歩なのではないかしら。
もしそこから何か具体的に形にしたくなったら、プロジェクトを始めてもいいですしね。
まとめ
誰かと一緒に何かを制作・完成させようとすると、大変そう...とためらってしまうかもしれません(とりわけ我々マルチ・ポテンシャライトは)。
しかしそれにとどまらず、もっと広く捉えてみると、「共創」のハードルが下がるのではないでしょうか。
次回は「マルチ・ポテンシャライトが人に教えることで得られるもの」というテーマでお話しします。



0 コメント