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マルチ・ポテンシャライトが「ヒト」への興味を持って世界を広げるために

2026 /01 /05

マルチ・ポテンシャライトとして誰かと一緒に活動を楽しむには?というテーマについて、これまでいくつかの記事を通して考えてきました。

そもそも、誰かと活動をするという時、相手に対する興味がある、ということが大前提です。それがなければただの業者同士の付き合いになってしまうよね、という話はすでにしましたね。

しかし、そもそもマルチ・ポテンシャライトの興味の対象って、「モノ・コト」に向きがちで、「ヒト」に対する興味がなかなか向きづらいということがあるのでは?と思ったのです。

「ヒト」に対して興味を持って関わるって、どういうことだろう?



ギブ&テイクのエネルギー循環


「ヒト」に対して興味を持って関わるとは、「ギブ&テイクの循環」をすることではないか、と考えます。

どういうことか。
ギブとは、人をどう喜ばすかを考えて行動することで、
テイクとは、人がしてくれたことへの喜びをしっかり受け取る、ということ。

相手が何をしたら喜ぶか、どうしたら自分の感謝が伝わるか...それらは相手に興味を持って接さないとわかりません。
しかしこれって、歓心を買うためにやりたくもないことをしたり、オーバーリアクションで喜んだり...そういうことをしろ、というわけではありません。

自分が大切にしたいと思う人に対して、素直に嘘なくできる範囲で、相手のために何かをしたり、相手にしてもらったことに感謝を伝えたりする、ということです。



エネルギーの循環を起こすために必要なのは?


自分に嘘をつくのをやめる

先ほど「素直に嘘なくできる範囲」と書きました。
自分に嘘をついていると、これが難しくなります。

自分に嘘をついているってどんな状態?
やりたくないことを我慢してやっていたり、やりたいことをなかったことにしていたりする状態です。
もっとひどいと、やりたい・やりたくないという思いにすら蓋をして、そう感じることすら許していない状態です。

この状態って、自分の喜びに対して不感症になっている状態なんですよね。
この状態で、いくら他人を喜ばせようとしてもただの犠牲になってしまいますし、他人からしてもらうことも、素直に喜びとして受け取りにくくなります。
だって、自分自身でも何が本当に自分にとっての喜びなのかがよくわかっていない状態なので。


自分への嘘を減らすには、今回はそこまで詳しく触れないのですが、まずは嫌なことをやめていく、やりたくないことにNoを言う、しんどいことを断ることが大事です。
人生がやりたくないことで埋め尽くされていたら、やりたいことを入れるスペースがないので、まずは少しずつやめて、スペースを空けるところから。

嫌なことを減らし、好きなことを増やしていくことで、自分にとって何が喜びで、何がそうではないのかが少しずつ見えてきます。
ただ、自分への嘘を減らしていく過程で、
「誰かを喜ばせたりしたら、また自己犠牲ルートに戻っちゃうかも」
「誰かに何かをしてもらっても、裏読みして素直に喜べない」
「...だから俺は一人、我が道を行く」
みたいな状態に陥ることがあります。

ある意味通過点なのですけどね。
自分の喜びを押し殺して周りに合わせすぎたところから、逆に振り切ったことで、今度は周りに一切合わせたくない!我は我の好きなことをする!ほっといてくれ!というスタンスになってしまっているだけで。まぁいわば、反抗期みたいなものなのかな?

でも、自分を押し殺しても、一匹狼の我が道を行っても、それらは結局どちらも極であるので、人との間に健全な循環は生まれません


中庸=自分にも他人にも嘘をつかない状態

健全な循環が生まれてくるのは、中庸に立った時です。
周りに合わせすぎることもなく、孤立するでもなく、健やかでゆるやかな距離感の中で人と関わっている状態。

私がブログを書き始めたのは、反抗期シーズンが始まったタイミングで、それが数年スパンで続いていたように感じます。まぁ、それ以前に数十年来いろんなことを我慢していたのだから、抜けるまで少し時間がかかるものです。
が、散々反抗期を過ごし、「自分の喜びを自分一人で追求する」という状態をたくさん体感して腑に落としたことで、改めて人との繋がりを編み直すフェーズに来たように思います。


初期段階で自分にも他人にも嘘をついていた(=自分の気持ちを隠しながら過ごしていた)としたら、
反抗期フェーズは、自分には嘘をつかず、他人には嘘をついている状態、と言えるかもしれません。
次のステップは、自分にも他人にも嘘をつかない、つまりオープンにコミュニケーションをしている状態と言えるのではないでしょうか。
この3段階目で、ようやくギブ&テイクの循環がうまく回り出すように思います。



まとめ

お互いがお互いの存在に興味を持って、ギブ&テイクのエネルギーを循環させながら、健全なコミュニケーションをする。

これって、夢物語に聞こえますか。
反抗期の私は、多分それを聞いて鼻で笑っていたかもしれない。
けれど、嘘のないコミュニケーションに少しずつ取り組み始めて、そんな風に誰かと関係を築いていくことが可能だと、だんだんわかってきました。

嘘のないコミュニケーションって、無防備で怖く感じるかもしれません。
が、鎧を外して対話した時にこそ、誰かと一緒に自由に楽しく過ごす、ということが可能になってくるのだと思うのです。

次回は「マルチ・ポテンシャライトの複数並行しているプロジェクトの扱い方」というテーマについて考えたいと思います。