私はよく、以下のような人間(のようなもの、精霊なども含む)を切っています。


蝶の少女の切り絵

時の精霊の切り絵


こうした下絵を描くようになったのはほんのつい最近で、以前は、

少女漫画に出て来るようなイケメンの男の子や、可愛らしい女の子が描けない…
体のバランスがおかしいし服のシワも不自然…
あの作家さんは、美しくてリアルな女性の絵を切っている…自分なんかあんな上手な下絵描けない…

などとしょんぼりして、ちょっと描いてみては自分の絵の下手さに絶望し、描くのを諦めていました。

ですが、どうしても切り絵で人間を表現したい、と考えたため、戦略を練ることにしました。
ある日、ブログでこんな記事を読み、以下のような結論に達しました。

人間のデザインの際には、
・顔を描かない。
・棒人間にして、リアルに描かない。
・三次元的な要素(服のシワや体の影など)も一切描かず、二次元の平面的な造作にする。
・ただ棒人間だとものさびしいので、洋服にはパターン模様を入れてみる。



こうして自分流スタイルが確立したことで、安定して制作できるようになった気がしています。
というのも、
・「自分はあの人に比べたらここもヘン、ここもダメ…」という、比較によるダメ出しが少なくなった。
自分が苦手としているリアルな服や表情を描けなくても絵を描いていい!という自信や解放感を持てるようになり、元気よく下絵を描けるようになった。
・ベースとなる棒人間のデザインが生まれたことで、キャラメイキングをする際、ゼロから考える手間がなくなり、服装やポーズなどのデザインに注力できるようになった。

自分の苦手表現を分析し、それがわかったら、思い切ってまったくしないことで、自分のスタイルで安定的に絵を描けるようになり、さらに楽しくなっていくように思います。