面倒くさいと感じるかもしれない。
けれど、だからこそやった方がいい。

***

最近、髪がもっさりしてきたので、それを整えるため美容院に行きました。
ちょっと手入れするだけに、わざわざ時間を割いたり、お金をかけたりするのはちょっと億劫だな、とも思ったのですが、髪を整えて気分もスッキリしたので、やっぱり行ってよかったな!と感じました。

***

先日、茶葉から淹れるラベンダーティーを買って飲みました。
家には何種類かインスタント紅茶があるのに、なかなか売っていないラベンダーティーをわざわざ探して買うのも面倒だな、と思ったのですが、買って飲んだら、大分リラックスできたので、買ってよかったな!と感じました。

***

週末、都内の温泉に行きました。
家にシャワーはあるし、わざわざちょっと遠くて高い温泉に行かなくても、と思っていたのですが、行ったらやっぱり気持ちよくて、行ってよかったな!と感じました。

***

美容院も、ラベンダーティーも、温泉も、全て「なくても死なない」ものばかりです。また、それを味わうには、お金や手間や時間がかかります。

効率化を重ねて色々なムダを省くことは大事なのですが、自分を労ったり、喜ばせたりするためのお金や時間まで削減し過ぎると、だんだん心が荒んでしまいます。

わざわざこの記事を読んだあなたはきっと、人のためなら自分のお金や時間を割いてあげようと思えても、つい自分自身が後回しになってしまう、優しい人なのでしょう。

自分を大事にすることは面倒くさいですよね。
人を喜ばせるのに一生懸命で、さらに自分を喜ばせる余裕がないのかもしれません。
自分は我慢しておこう…という犠牲の気持ちや、自分にコストをかけることへの罪悪感などもあるかもしれません。

でも、だからこそ自分の気持ちを聞いて、ちょっとした贅沢を自分にさせてあげてください。
自分を満たしてよかったな、という爽やかな気持ちになり、元気が出てくると思います。