相変わらず、「締め切り間に合うかな!どうしよう!」という焦りを感じてネガティブになっていました(よくあること)。
それも、数カ月先に出す展示の準備のことで、もう焦っていたのです笑

そこでふと気づいたことのお話。



焦るとは?

「焦る」というのは、やらなくてはいけないことをできていない時、うわっやっべぇ...(;゚Д゚) と感じる感情です。
例えば、海外旅行の出発日を一週間後だと勘違いしていたことを、なんにも準備していない出発前日に気づいたら、めちゃくちゃ焦りますよね。

逆に、やるべきことを果たしていたら焦りません
海外旅行の前日、パッキングもチケットや宿の確認も全て済ませていれば、見知らぬ土地に行く不安でいっぱいだとしても、焦る、ということはないでしょう。

今回の私のケースでは、「どうしよう、冬の展示会に作業が間に合うかわからなくて焦る」と言いながら、スケジュールを引いたり、材料を集めたりしていました。
やるべきことをやりながら、焦っている。
やるべきことをやっているのに、焦っている。


そこでふと、「これはそもそも前提として、『私は焦っている』が間違っているのでは?」と推理したんですね。
なぜなら、やるべきことをやっているのであれば、上に書いた通り、焦りを感じないはずだからです。

そこで「焦っていないとしたら、自分はどんな状態なのか」とさらに考えた結果、私は展示会までに全て無事揃っているという未来の確証を得られないことで、不安でイライラしているんだ、と気付いたのですね。



焦りでないとわかったら、自分を責める苦しさから解放された

焦ると、自分を責めたり、追い立てたりする気持ちがセットになることがよくあります。

「もっと早く効率的に作業できないのか」
「なんでちゃんと確認しなかったのか」
「もっとうまくやれたのではないか」
「死ぬ気で頑張って遅れを取り返せ」
などなど。

だから、とても苦しいんですよね。

でも、焦りだと思っていた気持ちは、ただの不安だった。
そして、不安からイライラしていた。
自分は焦る必要がないし、そもそもこれは焦りじゃない、と気付いた時点で、ふっと心が軽くなったんですね。

微妙な違いなのですが、不安とイライラを感じているんだな、とわかったことで、もっと頑張れ、ちゃんとしろと責めて追い立てる、自分に向けられた厳しい矢印が消えてなくなるような感じがしたのです。

準備が不安で、それを感じたくなくって、イライラしていたんだなぁ。
間違いなく間に合う、と確証が持てないという、未来をコントロールできない不安だったんだなぁ。
でも、そんな確証なんて、持ちようがないよなぁ。
だって未来のことだもん。
だったら、できる範囲で淡々と準備して、間に合わなそうならば、いい感じに省けるものを省いて形にすればいいかぁ。
と、考えて安心できたのです。



まとめ

自分は焦りやすいと思う人。
その気持ちは焦りではない、と気付くことで、気持ちが楽になるかもしれません。