ちょっとしたことで凹んだり、もやもやしたりした気持ちをなかったことにしない。

できる限り立ち止まって、なぜそこで落ち込んだのか、嫌な気分になったのかを考えてみる。


そのようにして気分が落ちた理由を探って、原因を特定できるようになっていけば、
一つ一つの出来事に気分が振り回されにくくなる
んですよね。



自分の心の動きを観察・分析する


例えば、誰かに割り込みされて、何も言えずにすごくもやもやして落ち込んでしまったとしましょう。

それは、嫌なことをされても嫌と言えない自分の弱さに落ち込んだのかもしれませんし、
割り込みという形で、私の順番を理不尽に妨害されたことに憤っているのかもしれません。

そうしたら、
Noを言えないのはなんでだろう?
自分の順序や場所を理不尽に妨害されることで、どうしてこんなに腹が立って悔しいのだろう?
などと分析してみるのです。


じっくり分析することで、自分の凹み方にパターンが見えてくるかもしれませんし、
客観的に見たらそこまで大変なことが起こっているわけではなかったんだ、と気づくかもしれません。

また、目の前の出来事に傷ついているように見えて、実はそれを通じて過去の痛みに触れているだけだと気づくかもしれません。


分析できたら、目の前の出来事で落ち込んだ、というところから抜け出して、一つのパターンとして、自分の心の動きを把握することができます。

これによって、出来事と自分の心の動きを切り離して考えられるので、落ち込みから回復しやすくなり、またその後同様の出来事に遭遇しても、落ち込みにくくなるのです。



まとめ

どんな小さな事件だったとしても、傷ついた気持ちを見ないふりして強く生きようとするのをやめて、一旦自分の気持ちに向き合う時間をじっくり取る

そうすれば、今後同様のことがあっても傷つきにくくなって、長期的に見て幸福度が上がるのかなと思います。


まさに急がば回れ、という感じですね。


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