自分と向き合うのがある程度上手くなると、

「あ、今やたら腹が立っているのは、過去の経験のせいで、過剰防衛を起こしているな」

「あの人にイライラするのは、自分がそれを許していないからだな」

...などなど、原因を見つけるのが早くなっていきます。




と、同時に、先に頭で理解し過ぎて、自分の感情を置き忘れることがあります。


「こういう理屈で感情が湧いているんだ」

と認識して、そのことについて考えるのを切り上げてしまうと、

傷ついたとか、悲しかったとか、

そういうネガティブな気持ちの整理が、頭の理解スピードに追いつけなくて、モヤモヤすることがあるんですね。


(理解してスッキリできていたら、そこで終了でOKだけれども)


頭で理解することが、心の整理に繋がる事は多々ありますが、

頭で理解しても、心が納得できていない時もあります。


頭で理屈を理解したからと言って、感情が揺れるのを否定する必要はありません。

むしろ、揺れるのはそのままにしていい。

理屈で押さえ込もうとしなくていいんですね。




めそめそ泣いたり、

何が嫌だったのか紙に書いたり、

信頼できる人に聞いてもらったり、

安全な場所で感情を外に出して整えてから、また前に進んでいけばいいのかな、と思います。



まとめ

理屈はわかるけれど、モヤモヤする。

そんな時は、感情を置き忘れていないか見てみようというお話でした。